箱屋さんから生まれた創りだすための収納「HACHI-WARI」
収納、といういうと何かを入れものにしまうことですが、収納を“受け身”ではなく、何かを創りだすための“能動的”なものとして提案する、こんなブランドがあります。
スタートは「箱屋さん」
身近な一枚の紙から、収納するためのプロダクトをつくっているのは「HACHI-WARI」。
HACHI-WARIは、昭和30年にスタートした箱製造の会社、株式会社ナカムラから生まれたブランドです。
ブランド名には「私たちの役目は8割まで」というコンセプトのもと、のこりの2割は使う人それぞれの手で使い込んだり、使いやすいようにカスタムすることでひとつの商品として完成させて欲しい、という思いが込められています。
創造する余白
先日コチラの記事でご紹介した、弊社グラフィック・デザイナーが愛用しているバインダーもHACHI-WARIのもの。
他にも、大切な人への手紙を入れる封筒としても使えるドキュメントフォルダ―「Air」や、みせる収納として思い出の品をしまえるA4サイズの靴箱タイプの箱「HACHI-WARI BOX」、創造するためのストックをしやすいようにと生まれた、HACHI-WARI BOXをいくつもしまうためのホルダー「HACHI-WARI TOWER」などの商品があります。
一枚の紙からつくられた、無駄のないシンプルなプロダクトはどれも、「どんな風に使おうか」と想像が膨らみ、創造したくなる“余白”が残されています。
ユーザビリティ
弊社でも常に意識していることですが、商品は使う人がいて、使われて初めて完成するもの。ものを生み出す際には使う人がどういう場面でどう使うかを考えて、より使いやすいデザインにする必要があります。
商品はつくって終わりではなく、つくったその先がとても大事なんだなと、HACHI-WARIと出会って改めて思いました。
HACHI-WARI
身近な1枚の紙から生まれる、あなたを表現するための収納道具