地図の特徴を活かしたステーショナリー「mati mati series」
日本最大手の地図制作会社である株式会社ゼンリンが、初めてのステーショナリー商品を発売しました。
第1弾は4つの街のストーリー
自分の故郷や思い出の街、いつか訪れてみたい街など、街の話をきっかけに会話が生まれて欲しいという思いから誕生した「mati mati series」。
「街と私をつなぐ街々ストーリー」をキャッチコピーに、その街にまつわるさまざまなテーマを散りばめた、地図を用いたステーショナリーシリーズです。
第1弾で商品化されたのは、東京の丸の内、表参道、吉祥寺、福岡の天神という4つのエリア。
実際の地図とその街ごとのストーリーをデザインに落とし込み、クリアファイルとノートパッド、マスキングテープ、ブックマークの4つのラインナップで展開しています。
商品レビュー
天神LoFtにもお取り扱いがあるとのことで、早速LoFtにて丸の内のノートパッドと表参道のマスキングテープ、福岡 天神のブックマークを購入してみました。(福岡において福岡 天神の商品はやはり人気なようで、ほとんど残っていませんでした。)
ノートパッドは1枚ずつ切り離せるようになっていて、日中をイメージした明るい色の「デイカラー」と、夜をイメージした濃い色の「ナイトカラー」の2色。
正方形なので折り紙にも、ラッピングペーパーとしても使えるほか、裏側には方眼が印刷されているのでしっかりノートや便箋にもなります。
自分の住む街のものであれば、自宅の場所を書き込んで可愛い地図としても使えそうです。
マスキングテープは、通りとテーマに沿ったイラストが施され可愛い仕上がりになっています。道路に落書きをしているような感覚で、マスキングテープに書き込んで使用することができます。
表参道はファッションがテーマ。地図に咲く花たちはファッション関連のお店を表しています。
ブックマークはその街の特徴を表現したピクトグラムをデザインに採用しています。
福岡 天神はバスの街ということでバスのモチーフを使用し、地図の中にはたくさんのバス停が記されています。
地図制作会社ならではのこだわり
ただ地図のデザインを用いたステーショナリーというだけでなく、地図制作会社ならではのこだわりをとじ込め、その街が持つストーリーやイメージが膨らむような工夫がなされています。
これまでも海外の地図をモチーフとした商品はさまざまなメーカーから出ていましたが、その土地にこだわりがあるから買うというより、デザインとして好みだから買うという意味合いが強かったように思います。
今回福岡の店舗で福岡 天神のアイテムが大人気で品薄になっていたように、このmati mati seriesでは自分の土地のものだから欲しい、というシビックプライドを刺激されて買うという流れができているのかもしれません。
どのような街がどんなテーマで表現され登場していくのか、今後のシリーズも楽しみですね。
mati mati series
MARUNOUCHI,OMOTESANDO,KICHIJOJI,FUKUOKA TENJIN
3 LAYER mati FILE A4サイズ 380円
STREET MEMO TAPE 幅27mm/長さ5m 430円
MAP WRAP NOTEPAD 380円
TOWN STORY BOOKMARK 400円