自然と調和した
「北欧デザイン」が九州内3会場で開催

“北欧デザイン”は、北欧のスカンジナビア諸国およびフィンランドにおけるデザインの総称を言います。
長く厳しい冬を室内で過ごすというライフスタイルに合わせた、「飽きのこないシンプルなデザイン」と「機能的で長く愛用できる実用性」を兼ね備え、“楽しく室内で暮らすため”のインテリアや雑貨が多く見られます。

引用元:Wikipediaより

引用元:Wikipediaより

最近ではFlying Tiger Copenhagenの雑貨が、北欧雑貨の特徴を示しているように感じます。
そんな北欧デザインを感じる展覧会が、2016年末から2017年始めにかけて、九州で続々開催されます。

オランダのモダン・デザイン

引用元:大分県立美術館 公式サイト

引用元:大分県立美術館 公式サイト

日時:12月2日(金)~2017年1月22日(日) 10:00〜19:00
場所:大分県立美術館

20世紀、オランダのモダン・デザインは、社会的な影響力をもち世界中の人々に受け入れられてきました。
モダニズムを代表する建築家ヘリット・トーマス・リートフェルト、「ミッフィー」の生みの親として知られるディック・ブルーナ、長期的な療養を必要とする患者を指導し、木製玩具「ADO(アド)」を生み出したコー・フェルズー。
偉大な3者による作品を通して、本展では現代人の思想や生活スタイルに今なお大きな影響を与え続けるオランダモダン・デザインの本質に迫ります。

木製玩具やキャラクター「ミッフィー」から溢れる穏やかな素朴さが、オランダのモダン・デザインが長年すたることなく愛される理由なのかもしれません。

デンマーク・デザイン

引用元:長崎県美術館 公式サイト

引用元:長崎県美術館 公式サイト

日時:12月23日(金)〜2017年2月12日(日) 10:00~20:00
場所:長崎県美術館

“国民幸福度世界一”の国として知られるデンマーク。
デザイン史上の黄金期の立役者となる、デザイナーのアルネ・ヤコブセン、ハンス・ウェグナー、フィン・ユール、ミッド・センチュリーと、数多くのデザイナーを生み出しています。

「シンプルな美しさ、生活に添った機能性、高いクオリティ」は、現代に至るまでこの国のデザインの大きな特徴を示しています。
「デンマーク・デザイン」は、誰もが心地よい快適な“住”を持つことを提唱してきました。
家具、食器、日用品などの作品から、デンマークという国に秘められた豊かな創造性の核心に触れることのできる日本初のデザイン展です。

フィンランド・デザイン展

引用元:フィンランド・デザイン展 公式サイト

引用元:フィンランド・デザイン展 公式サイト

日時:2017年1月14日(土)〜3月20日(月) 9:30〜17:30
場所:福岡市博物館

本展は、フィンランドの“独立100周年”を記念して、多くの人々に愛され続けているフィンランド・デザインを紹介する展覧会です。
「森と湖の国」と言われる自然豊かなフィンランドでは、20世紀初頭からすでに環境について考えられた“サスティナブル・デザイン”や、“タイムレス・デザイン”を実践しています。

フィンランドの巨匠アルヴァ・アアルトやカイ・フランクをはじめとする多くのフィンランド人デザイナーたちも、“創造の源”には「自然と人間との調和」があり、永く愛され、シンプルで明るい作品を生み出してきました。

本展では「伝統工芸、モダニズム、黄金期」など、6つのセクションに分け、各時代の主要なデザイナーと共にフィンランド・デザインを紹介しています。

大分・長崎・福岡と、九州内という身近な3会場で北欧デザインについて学ぶことができます。
またとないチャンスを逃さないように、1個人としてもぜひ足を運びたいと思います。

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