イームズのデザインエッセンスを読み解くデザインキャンプ

3月20日(日)に東京の目黒にある目黒区美術館、3月26日(土)に丸の内にあるハーマンミラージャパン株式会社の2会場にて、デザインキャンプ「島崎信と視る、チャールズ&レイ・イームズの16mmフィルム」が開催されます。

ハーマンミラー×目黒区美術館

「デザインキャンプ」は、2012年にスタートし、毎回さまざまなテーマを取り上げ、今回は5回目の開催。

「デザインとは問題を解決するためにある」という信念のもとに、高い機能性と美しさを併せ持ったデザインをつくり続けているハーマンミラーと、開館以来、さまざまな企画展やワークショップ活動で美術館の可能性を広げてきた目黒区美術館が共同で立ち上げました。

デザインがいかに人間の生活を豊かにするか体験を通して共有でき、さらによりよい生活へつなげられるようワークショップ形式で行なっています。

チャールズ&レイ・イームズ

引用元:HermanMiller 公式サイト

引用元:HermanMiller 公式サイト

「20世紀に最も影響を与えたデザイナー」と称され、ミッドセンチュリー時代を代表するデザイナーであるチャールズ&レイ・イームズは、家具だけでなく建築、フィルム、玩具など多岐にわたって作品を発表し続けてきました。

イームズ夫妻が生み出す遊び心と機能性を持った美しくシンプルなデザインは、時代を超えて現在もなお愛され続けています

2つの側面から魅力に迫る

引用元:HermanMiller 公式サイト

引用元:HermanMiller 公式サイト

デザインキャンプ#5では、北欧デザインをいち早く日本に紹介し、椅子の研究者としても知られる武蔵野美術大学名誉教授、島崎 信さんを講師に迎え、2つの側面からイームズデザインの魅力に迫ります。

1つ目は「短編フィルム」。1950年より晩年まで、家具づくりと平行してチャールズ&レイ・イームズは短編フィルムを制作し続けてきました。

目黒区美術館でのワークショップでは、数々のフィルムコレクションの中から、島崎さんが選定したフィルムを上映し、20世紀のデザインに造詣の深い島崎さんによるお話を交えながら、物事の見方や捉え方の視点を描いたイームズのフィルムを通して、デザインやチャールズ&レイ・イームズが生きた時代について新しい発見を共有します。

2つ目はチャールズ&レイ・イームズの代名詞ともいえる「椅子」。

ハーマンミラーストアでのワークショップでは、「イームズがデザインした椅子」、「同時代の椅子」、「近年デザインされた椅子」の3つをテーマに、実際の椅子に触れたり座ったり観察したりしながら、椅子と生活デザインについて考えます。

デザインエッセンスに触れる

チャールズ&レイ・イームズのもつ好奇心と冒険心から、実験的な取り組みを経て、たくさんの作品たちがこの世に生み出されてきました。

引用元:HermanMiller 公式サイト

引用元:HermanMiller 公式サイト

弊社のMTGルームにはイームズのシェルチェアがありますが、時代を超えても色あせない、機能性を備えたデザインの美しさについつい見とれてしまいます。

さまざまな視点からイームズのデザインエッセンスに触れる今回のデザインキャンプ。

事前申し込みが必要ですが、まだ定員には達していないようなので、ご興味ある方は是非参加されてみてくださいね。

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