ユネスコデザイン都市に認定された神戸の魅力
ブランコのプランニング担当、ゆっきんです。こんにちわ。
先日神戸に行ってきました。久しぶりの神戸旅行だったので、わくわくしながらいろいろ観て回りました。
街のみどころ
メリケンパークに宿泊していたので、ポートタワー、umie、MOZAICのところでtofubeatsさんの「水星」を聴きながら、まずは南京町をめざしました。
中華料理店が数多く並んでいて、狭い路地にたくさんの人たちが溢れていました。店内にもテーブルはあるのですが、ほとんどの方が買ってその場で食べていて、中国語が飛び交っていました。
それから「神戸 観光」で検索して、鉄人28号を観に行きました。
私の身長が160cmぐらいなので、かなり大きいことがおわかりいただけるかと思います。
テーマパークのような場所を想像していましたが、スーパーの裏の公園にドーンと溶け込んでいました。
そしていよいよ、楽しみにしていた「KIITO デザイン・クリエイティブセンター 神戸」へ。
デザイン都市、神戸
この旧神戸市立生糸検査所は1927年に建てられた建物で、ところどころにレトロな雰囲気を感じることができます。
数多くの興味深い雑誌が設置されていて、いただいて持ち帰ることができます。
きれいでおもしろい、そんな本ばかりで、ソファで読んでいたらあっという間に一日が過ぎてしまいそうでした。中でも非常に興味深かったのが「辞書のほん」(大修館書店)。
言葉遣いについて、母国語でも奥が深くて難しい日本語について詳しく書かれているのですが、値段や機能などをアピールするのではなく、読むと辞書を引きたくなる、そんなソフトながらもしっかりとしたプロモーション冊子です。
織り成される文化
“生糸とは:蚕の繭(まゆ)を製糸し、引き出した極細の繭糸を数本揃えて繰糸の状態にしたままの絹糸のこと。精練して光沢や柔軟さを富ませ、練糸となる。” ― Wikipediaより
糸を加工して布にし、そして包帯やシャツ、マフラーなどいろんな用途で活かしているように、いろいろな文化が交差する港町神戸から、デザインという取り組みを通してつながり、新たな文化を織り成していく。KIITOはそんなわくわくが詰まった場所でした。
中華街、異人館、モスクなどさまざまな文化が根付いていて、古さと新しさ、いろいろなものをぎゅっと楽しめる神戸だからこそ、こういった取り組みがマッチするのかもしれませんね。
KIITO
デザイン・クリエイティブセンター 神戸