特別感を演出するシーリングワックスのススメ

こんにちは。アシスタントの中村です。

インターネットの普及により、メール機能が発達し遠くにいる友人などに簡単に連絡が取れる時代になりました。それにともない、手紙を書く機会が減ってきているように感じます。ちゃんと文を書くのは年末に書く年賀状だけ、という人も多いと思います。

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私はときどき、就職で遠くへ行ってしまった友人に手紙を書きます。書く内容はくだらないことですが、文字を見て懐かしくなったり、なんとなく手書きの手紙の方が、メールよりも特別感が出るように感じます。

そんな、メールやラインでは出せない“特別感”をより演出できる方法を、今回はご紹介したいと思います。

自分を証明するシーリングワックス

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シーリングワックスは、主にヨーロッパで封筒や文章に封をする際やリボンを止める際に、高級感を演出するために用いられていたものです。

個人や家系によってワックスに押されるスタンプのシンボルが異なるため、差出人を証明する証として、また、一度開けてしまうとワックスが砕けてぼろぼろになってしまうため、未開封の証にもなっていたそうです。

本人の証や未開封の証明としての用途以外に、今では飾りとして形を変えて受け継がれているのをよく目にします。結婚式の招待状や贈り物をする際に、アクセントとして用いられたりしています。

文房具屋さんに行くとシーリングワックスのシールが売られていたり、わざわざ専用の蝋を買わなくても、グルーガンで代用することができるなど、気軽に取り入れられるようになってきました。

実際に押してみよう!

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私自身、最近シーリングワックスを押す機会がありました。

慣れたらとても楽しいし、作業工程もそんなに難しくはないのですが、少しコツがいると感じました。ここからは、そのコツについてご紹介します。

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1. シーリングワックス(封蝋)を約0.5cmくらいの厚さに切る。

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2. スプーンに乗せて下から火であぶる。または、正しい方法ではありませんが、ワックスに直接“はんだごて”を当てるとすぐに溶けます。

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3. ワックスがすべて溶けたら、スタンプしたいものに垂らします。この時、少し高い位置から垂らすと、ワックスが丸く広がってくれます。

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4. 垂らし終わったら、ワックスが固まる前にゆっくり上からスタンプをします。あまり勢いよくスタンプをすると、ところどころムラができるので注意が必要です。

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5. 1分~2分でワックスが完全に固まるので、スタンプをゆっくり回転させながらはがしていきます。

シーリングワックスの練習をするときは、クッキングペーパーの上でおこなうと綺麗にワックスが剥がれるそうです。

1点ものの特別感

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ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、弊社のポートフォリオは表紙にシーリングワックスをあしらっています。

1点ものの特別感を味わってもらえるよう、ひとつひとつ手作業で丁寧に押しています。押す人により、ひとつひとつに個性が出ていると思います。

今と昔では、使われる用途は異なりますが、”特別感”を演出するために用いられていることは変わらないようです。

ぜひ、これを機にシーリングワックスに挑戦してみてはいかがでしょうか。ちょっとだけヨーロッパ貴族気分が味わえますよ。