和紙工芸が香るオール九州生まれのアロマディフューザー「かぐわし」

熊本県・山鹿に生まれた「ヤマノテ」。店主が地元や旅先で出会った心惹かれる手仕事品が並ぶ、小さなお店です。

地元の作り手とモノづくりを

ヤマノテが行っている取り組みのひとつに、地元の伝統工芸品「山鹿灯籠」とのプロダクト開発があります。「現代のライフスタイルに合った新たな山鹿灯籠を生み出すことで、これまでの伝統的な山鹿灯籠を制作し続けられる環境を作りたい」という思いから、生活に寄り添うプロダクトを制作しているのだといいます。

和紙と糊だけで作る芸術品

アロマディフューザー「かぐわし」もそのひとつ。

熊本県山鹿市に古くから伝わる山鹿灯籠(やまがとうろう)は、灯籠師と呼ばれる職人により、和紙と糊だけで作る精巧な芸術品です。そのいずれもが、立体的構造作品で、和紙のみを使用して制作されたものとは思えないほどの、美しさと力強さが感じられます。その技術を取り入れて、かぐわしは制作されています。

素材を活かした仕組み

プロデュースはEXS Inc.の永田 宙郷さん、アートディレクション・デザインは三迫 太郎さんが担当。

先端部分には、山鹿灯籠の代表的な形「金灯籠」の先端部分に位置し、シンボルとされる「擬宝珠」が使われています。波佐見焼の器にオイルを流し込み、和紙の部分にアロマオイルが染み渡って蒸発することで、香りが広がります。和紙ならではのやわらかな表情と、硬質な陶器とのコントラストがお互いを引き立て、インテリアアイテムとしても空間を彩る「香るオブジェ」です。

古語に由来した香りと佇まい

「香り高い」「美しい」を意味する古語「香ぐはし」から名付けられた「かぐわし」。その名前が表す通りとても奥ゆかしく上品な香り、そして、美しい佇まいを楽しむことができます。

佐賀県から届いたオイルは、愛媛県産の柚子にゼラニウムとベルガモットがブレンドされ、落ち着きのある軽やかな甘い香りの「もえぎ」。そして、奈良県吉野産のヒノキにスイートオレンジやイランイラン・ラベンダーがブレンドされた、華やかな花の香りの「あやめ」の2種類の展開です。

和紙や陶器など、馴染み深い素材が使われているので、どんなインテリアにスッと溶け込みます。九州生まれの香りや佇まいを、ぜひ身近に取り入れてみてはいかがでしょうか。