自社のノウハウを活かし、“笑顔”を贈るパッケージ制作会社「岩崎紙器」
“贈る人も贈られる人も笑顔になれるパッケージづくり”をモットーに、長崎県の波佐見町でパッケージを制作している「岩崎紙器」。
1960年創業以来、コンピュータやデザイン、印刷システムなどパッケージにおけるさまざまな技術や設備を導入し“できる”を拡張し続けてきました。
何種類の何形?
箱には何種類の形があるの?!と驚いてしまうほど、岩崎紙器の作り出す箱は見るもの全てが新しくワクワクするものばかりです。
1つの箱に、形だけではないトーンやカラー、装飾など笑顔になるための様々なアイデアが込められています。
デザインから製造までを一貫して行う岩崎紙器は、型抜き、CAD設計、数種類の印刷技術、箔押し、型押し、浮き出しなど1つとして同じパッケージを生み出さない制作技術・技法を駆使しています。
形にとらわれない押し加工や型抜きなどの技術を組み合わせたデザイン面も魅力の1つです。
こちらのパッケージは型抜きされた牛乳パック型が可愛らしく、さりげない押し加工も印象的です。カラフルな商品が入るという目的に応じた主張しすぎないバランスが綺麗ですね。
貼りが難しいカーブも岩崎紙器の手にかかればとても綺麗に、上品に仕上がります。この技術は創業58年という歳月の中で培われた岩崎紙器の誇るべき技術の1つではないでしょうか。
世話焼き紙器
岩崎紙器独自のサービス「世話焼き紙器」。
“デザイナーを探す企業と出会える!”“腕のいいデザイナーと出会える”をテーマに、デザイナーを求めている企業にもパッケージデザインに関心のあるデザイナーにも嬉しい新しい取り組みです。
見積もり、進行管理、サンプル制作、CAD設計を岩崎紙器がすべて担当することで、パッケージ制作で時間がかかるサンプル発注や形状確認の手間を省き、失敗することなく効率の良いパッケージ制作が行えます。
まさに自社で製造が行えることで可能にしたサービスですね。パッケージのプロである岩崎紙器が橋渡しとなり、デザイナーと企業の負担を軽減しそれぞれの得意を伸ばしてくれる魅力溢れる取り組みです。
ほかにも、コンビニのような手軽さをコンセプトにした「コンビニボックス」というサービスも行っています。
小ロット300個から生産が行えるというもので、展示会用やシーズンごとに切り替えをしたい店舗など、初期コストを抑えた自由度の高い企画商品です。
笑顔に寄り添う
「他では断られたけど、お願いできますか?」を叶えてくれる高い技術を持つのが岩崎紙器です。
パッケージとしては難しいとされる形状にも対応する技術力、細部まで美しく仕上げるこだわりと責任感は、パッケージを手に取る人の“笑顔”のために受け継がれてきたものだと思います。
機械の中にも人の手によって動かされるものがあり、人の手でしかできない作業、人の目でしか気づくことができないことなど、すべての工程に経験を積んだスタッフの手があってこそ岩崎紙器の品質は成り立っています。機械やコンピュータだけでなく、“人の手”“人の目”を介し作り上げることで精度の高いものづくりを受け継いでいます。
どこまでも笑顔に寄り添う想いから自社のノウハウを拡張して行く岩崎紙器の姿は、挑戦に満ち溢れたものづくりのプロフェッショナルですね。岩崎紙器の手がけるパッケージがもっと身近に増えることがとても楽しみです。
岩崎紙器
“贈る人も贈られる人も笑顔になれるパッケージづくり”をモットーに、
長崎県 波佐見町で制作を行うパッケージ会社