伝説のバイヤーマルト・デムランによる好奇心を刺激するバイイング
天神イムズ1Fにあるインテリア雑貨と家具のお店「H.P.DECO 好奇心の小部屋」。
“クリエイティブな暮らし”をコンセプトに、ヨーロッパを中心に選ばれた商品が織り成すミックス感が新鮮なお店です。
H.P.DECO 好奇心の小部屋だけでなく、同じく「H.P.FRANCE」系列の「Bazar et Garde-Manger」でも商品のバイイングを担当しているのはフランス人バイヤーマルト・デムランさん。
商品のラインナップはお店の雰囲気を左右します。商品のバイイングを行なうバイヤーとは、一体どんなお仕事なのでしょうか。
バイイングにおいて大切なこと
マルトさんは、「Absinthe(アブサント)」というブティックのオーナー兼バイヤーとして、長年パリのファッション業界を賑わせてきました。
時代の流れに合った新しいスピリットを打ち出し、ブティックオープンから3年で世に名を知らしめたことで、“伝説のバイヤー”といわれています。
マルトさんがバイイングの際に気をつけているのは、アイテム自体がパワーを持っているかどうか。
パワーを持っているものを中心に、シンプルなものもチョイスし組み合わせ、全体のバランスを見ながらバイイングを行なうそうです。
お客さんが購入する際に好きに組み合わせを楽しめるよう、色や柄のバリエーションを多く揃えることも意識されています。
お客さんが喜んでくれるような商品をチョイスして提案するのはもちろんのこと、作品や商品をつくる側である新しいアーティストを発掘し広めていくのもバイヤーの大切なお仕事。
そしてそういった才能を持つ新しいアーティストにめぐり逢うと、「すごく嬉しい!」のだそうです。
“好奇心”は“個性”
マルトさんのバイイングでつくり出される空間は、好奇心や刺激、そして商品への愛にあふれています。
「家の中にポエムを入れる感覚で、さまざまなデザイナーやアーティストの作品・商品を組み合わせ、その場所場所にストーリーをつくること、それがインテリアを楽しむコツです。
“好奇心”はひとりひとり違っているユニークなもの。自分にしかない個性を大切に、ぜひ思い思いにインテリアを楽しんでくださいね。」とマルトさんはおっしゃっていました。
ライフスタイルを提案するお店
ヨーロッパを中心に集められたアイテムを扱うだけでなく、新しいアーティストの発表の場としてもクリエイティブなライフスタイルの提案をしているH.P.DECO 好奇心の小部屋。
今期は「ジャングルの中にある家具の風船」をテーマに、美しくも不思議でちょっとおかしいモノが揃っています。
プロダクトへの愛にあふれたマルトさんがセレクトしたパワーある雑貨たちを、ぜひ実際に手にとってご覧くださいね。
H.P.DECO 好奇心の小部屋 福岡店
天神イムズ 1F 10:00-20:00
衣食住の好奇心をくすぐるインテリア・ミックスショップ