「Art Jewely Today − 現在進行形のジュエリー」でアートジュエリーに出逢う

現代において進化し続けるジュエリー。

世界各国から300点ものジュエリーを一堂に集めた展覧会が福岡市中央区の天神イムズにあるART GALLERY AUTIUMにて開催されています。

ジュエリーの歴史は非常に古く、10万年前には既に古代の人々が身につけていたと言われています。その一方、ジュエリーは時代を追うごとに多様化し、人々の思想や傾向、ファッションに合わせて形を変え、現代では固定概念にとらわれない自由な表現の対象になってきました。

中でもアートジュエリーは作家それぞれの作品として、またファッションの表現として次々に多種多様な新しいデザインが生み出されています。

今回の展示では、そのような独創的なジュエリーおよそ300点を一堂に集め、「デザイン」「コンセプト」「アート&ファッション」という3要素に分けて世界各国のジュエリーを紹介されています。

ARTIUM

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一部ご紹介すると、本展出展作家であり日本を代表するジュエリー作家のひとりである薗部悦子さんは、天然石と貴金属を組み合わせたコンテンポラリーなデザインで世界的に注目を集めています。余計な装飾をせず素材そのものの魅力を最大限に引き出す独自のカットやセッティングは、洗練されたアートピースのようです。

ARTIUM

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日本とドイツでジュエリーを学んだ小西潤さんは、「穴の空いたものは何でもジュエリーになる」と語り、ありふれた工業製品を新たな視点で切り取った作品をインスタレーションという手法で発表しています。

また、ジュエリーは物体としての美しさのみならず、洋服との関係性が強い小物です。本展では、ミナペルホネン、シアタープロダクツという、独自の世界観を持つ日本のファッションブランドに着目し、オリジナルテキスタイルから生み出されたジュエリーやブランドコンセプトに基づくジュエリーなど、トータルコーディネートというファッションブランドならではの視点により創作されたジュエリーも展示されているそうです。

金曜日限定のワインサービスや展示ジュエリーの試着会といったイベントも企画されているので詳しくはコチラをご覧くださいね。

ART Gallery ARTIUM
10:00〜20:00
1/17(土)~3/1(日)
入場無料

参加作家・ブランド 約30名 (※五十音順)
梅田 香奈、オットー・クンツリ、オン ザ ライン、カール・フリッチ、吉良ゆりな、小西 潤、小林 モー子、シアタープロダクツ、シハラ、シャビエル・モンクルス、ジュンジュン、薗部 悦子、ディニエ・ビシムス、テッド・ノートン、富松 暖、トラフ建築設計事務所、ハイス・バッカー、彦根 愛
フェリカ・ファン・デル・リースト、フランク・ティプケマ、ベッティーナ・シュペックナー、ヘルマン・ヘルムセン、ペンタ、ボロロ、マーク・モンゾ、光島 和子、ミナ ペルホネン、山崎 航、山﨑 知佳、リボネシア、リン・チャン

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