福岡市美術館でウルトラマンの生みの親、成田亨の軌跡をたどる
特撮ファン待望の回顧展『成田亨 美術/特撮/怪獣』が福岡市美術館にて開催されています。
福岡市美術館でこういった展示をすることは珍しい気がするので、そういった意味でも注目を集めているのではないでしょうか。
美術家・成田亨という名前は知らなくても、「ウルトラマン」や「バルタン星人」といった名前は誰もが知っているはず。その名キャラクターたちの生みの親が、成田亨その人なのです。
彼は1965年から68年にかけて制作・放映された特撮シリーズ「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」で、主人公の超人・宇宙人・怪獣のキャラクターデザインだけでなくメカニックやセットなどのデザインを一手に引き受けました。
本展はその成田氏の未発表原画、実現しなかった企画案含む全700点を一挙公開するという史上最大の回顧展です。
これまで成田亨と言えば「ウルトラ」の仕事ばかり注目されがちでしたが、特撮関連の仕事に注力する一方で古今東西のモンスターへの関心を深め、モンスター関係の作品も数多く制作しました。
本展では青森県立美術館所蔵の「ウルトラ」シリーズのデザイン原画187点をはじめ、『突撃!ヒューマン!!』『円盤戦争バンキッド』など1970年代の特撮関連のデザイン原画や、未公開の怪獣デザイン原画などの作品群、成田が情熱を注いだ絵画、彫刻、そして本展のために再現された特撮セットの紹介など、多彩な内容で成田亨が歩んだ軌跡を丁寧に辿っていきます。
詳しくはコチラをご覧ください。
約700点もある盛り沢山な内容なので、時間に余裕を持って行かれてくださいね。2/11(水・祝)まで!
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