店に新しい“風”を生む、「一風堂」の
ユニフォームリニューアル

博多の味、とんこつラーメンの白丸と赤丸を軸に、国内外に店舗展開している「一風堂」が、2017年2月より国内店舗のユニフォームを順次刷新していきます。

固定概念を覆す

ラーメン屋のスタッフといえば、頭にタオルや手ぬぐいを巻き、Tシャツを着て前掛けをしている…そんな一般的なイメージがあります。

一風堂は1985年の創業以来、ラーメンをとりまくさまざまな固定概念を“一陣の風”で覆そうとチャレンジをし続けてきました。

昨年迎えた創業31周年を機に、時代に合った新しいスタイルで一風堂らしさを表現するため、国内店舗のユニフォームリニューアルに踏み切りました。

これまでも話題となったユニフォーム

一風堂といえば、ユニフォームの話題には事欠かないラーメン専門店です。

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以前Swingsでは、“MADE IN FUKUOKA”にこだわってつくられた一風堂の1号店である大名本店の新ユニフォームについて取り上げました。

引用元:NEPENTHES 公式サイト

引用元:NEPENTHES 公式サイト

2014年には「Engineered Garments」の手掛けたニューヨークにある「IPPUDO WESTSIDE」のユニフォームが、2015年には「MIHARA YASUHIRO」の手掛けた一風堂パリ1号店「IPPUDO Saint-Germain」のユニフォームが大きく話題となりました。

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どれも機能性とファッション性を兼ね備えた、これまでのラーメン屋のスタイルを覆すユニフォームとなっています。

距離によって見え方の変わるユニフォーム

今回の一風堂国内店舗の新ユニフォームを手掛けたのは、常識にとらわれない服作りを追求するドメスティックブランド「ANREALAGE」。

入店時、オーダーを取る時、お会計をする時と言った、お客さまとスタッフの”距離の変化”に着目し、距離によって見え方の変わるテキスタイルを用いたユニフォームをデザインしました。

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生地表面にプリント施した特殊なプログラムのプリントにより、距離が近い時は“風”の模様、遠ざかると一風堂の理念「KEEP CHANGING TO REMAIN UNCHANGED(変わらないために変わり続ける)」という文字が浮かび上がります。

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首から掛けて、腰で巻いて…と2WAYで使えるエプロンを主体に、社員とアルバイトリーダーには長袖シャツ、店長はマネージャージャケットと、役割による違いも体系化。

帽子は4種類用意し、スタッフそれぞれが自由に選ぶことで、自分らしい着こなしを可能にしています。

一連のプロジェクトコーディネートは、熊本発の衣服生産プラットフォームサービス「sitateru」が行っています。

各店で順次導入!

創業から30年以上たった今も“一陣の風”で、さまざまな固定概念を覆そうと挑戦し続けている一風堂。

新しいユニフォームは、7月末にかけて全国の一風堂各店舗に導入されるそうです(※一部店舗を除く)。
福岡では西通り店と西通りスタンドにてすでに導入されているとのこと。

目の錯覚を用いたユニフォームは、距離によって違う見え方を楽しめるので、ラーメンを楽しみながらスタッフの動きにも注目したくなりますね。

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