名画をひとり占め!VRで楽しむ「Google Arts & Culture VR」
Googleから、バーチャルの世界で思う存分名画を楽しめるアプリ「Google Arts & Culture VR」がリリースされました。
自分のペースで楽しめる
「Google Arts & Culture VR」は、バーチャル世界のギャラリーで、世界中の美術館に所蔵されているアート作品の鑑賞を可能にするアプリです。
アプリのダウンロードのほか、「Daydream View」というGoogleが提供しているヘッドセットやコントローラーが必要となりますが、ゴッホやレンブラントといった世界的なアーティストの作品を堪能することができます。
コントローラーを用いれば拡大縮小も自由自在。世界的な巨匠の描いた筆のストロークまで拡大して楽しむことができます。
また、学芸員による作品の詳しい音声解説も聴くことができるので、美術館を貸し切っているかのように、ゆったり自分のペースでアート鑑賞ができます。
「Google Arts & Culture」では、世界中の文化遺産をオンラインで紹介するため、「Google Cultural Institute」と連携している1000以上の美術館やアーカイブのコンテンツをオンライン上で公開しています。
現段階ではアプリ内で楽しめる詳しい作品数などは明らかになっていませんが、今後「Google Arts & Culture VR」で鑑賞可能な範囲がどこまで広がっていくのか楽しみですね。
アートを日常に
美術館に足を運んでも、世界的に有名な作品などは、大勢の人で混雑し、まるで流れ作業のようにしか鑑賞ができない状況によく遭遇します。
そこには、日本においてアートが“特別なもの”“非日常なもの”という位置づけになっていることも関係しているように感じます。
「Google Arts & Culture VR」の登場により、好きな時に目の前でゆっくりじっくり絵画を楽しむ時間を気軽に設けられるようになれば、より美術やアートが日常の中に浸透する大きな一歩になるかもしれませんね。
Google Arts & Culture VR
Googleが提供する無料アプリ
ヘッドセット「Daydream View」とともに、バーチャルの世界でアート鑑賞を可能にする