福岡市の取り組み紹介動画「福岡市政PR」で“まち”の活気と魅力を再確認!
市の主要な取り組みの背景や目的などについて、福岡市民を始めさまざまな方に楽しく分かりやすく、市政の“なぜ”を紹介する動画
「福岡市政PR」。
福岡市が目指す“まち”への理解を楽しく深め、福岡の誇りを再確認しませんか。
伝える姿勢
市政の取り組みと聞くと、「何してるんだろう」「理解するの難しそう」など少し小難しい印象を持つ方が多いのではないでしょうか?
そんなモヤモヤを晴らすべく登場したのが「福岡市政PR」。福岡市が市民のために始めたPR活動の1つです。
レポートを見て、聞いて、簡単に理解できるようまとめ表現されたもので、2019年2月現在、20の紹介動画が公開されています。
ナレーションにはテレビ番組『情熱大陸』でおなじみの窪田 等さんが起用されていて、安心感のある声とホットなアニメーションの融合がとても印象に残りますね。
例えば「天神ビックバン」動画内のとあるシーンでは、まちの高さ制限が変わったことに合わせ、窮屈そうな招き猫が広い空間に解放される様子がとても印象的です。
より多くの人々を「招き入れる」という視点から、招き猫を描くユーモア溢れる発想が素敵ですね。
動画内では飛行機や電車が生き物のように動き、福岡のランドマークがたくさん盛り込まれていたりと、見ているだけでも楽しいイラストやアニメーションが、福岡に限らず県外、海外へのPRとして繋がっていくのではないでしょうか。
福岡のクリエーター
福岡市政PRは、フーリーでイラストレーターをしている渕上 コウジさんによるイラスト、映像に関する企画・制作を手がける「モンブランピクチャーズ株式会社」によるアニメーション、サウンドやインタラクティブなどの見えないものを中心にデザインする「有限会社インビジブル・デザインズ・ラボ」による音楽がコラボレーションすることで成り立っています。
イラスト、アニメーション、音楽、すべてが福岡を拠点に活躍しているクリエイターによるもので、福岡市への理解を深めると同時に、福岡のクリエイティブな一面を感じられるのも魅力ですね。
イラストの可愛らしい動きとポップな効果音がとてもマッチしていて独特な世界観を生み出しています。
さらに、“いかに伝わるか”が考えられた構成にも注目。現在のまちの姿から未来の姿へと移り変わるイラストが、想像もしていなかったようなまちの姿を描き出し想像力を掻き立たせてくれます。
簡潔に30秒PR
福岡市政PRは、長めのコマーシャルと同じ30秒というコンパクトな時間設定が。
この30秒という時間は、動画の離脱率に伴うマーケティングにおいて理想となる時間設定です。90秒ほどになると半分の人が離脱するというデータもあり、取り組みを理解する上で長すぎず短すぎず適切な時間にまとめられているのではないでしょうか。
「なぜ福岡市は観光に力を入れるのか」「みんなにやさしい福岡市地下鉄」など具体的なテーマごとに、ストーリー性のある流れや構成が簡潔にまとめられていて、動画を一度見ただけでスッと内容が頭に入ってきます。
そして、イラストのカラーリングは明度と彩度が高すぎないため、アニメーションの移り変わりに目がついて行きやすく、内容が追っていけるのも嬉しいポイントですね。
子供から大人まで幅広い方に福岡市への理解を深めてもらうための工夫がなされた「福岡市政PR」。福岡市政の取り組みをより理解し、活気溢れる福岡の魅力を再確認してみてはいかがでしょうか。