短い鉛筆をつないで再利用!「TSUNAGO」で ものを大切にする心をつなぐ
“IoT”や、“未来”といった言葉を耳にする機会がとても増えて、身近な生活やものが飛躍的に進化している昨今。
テクノロジーを駆使し、効率的に便利になるばかりが「進化」ではなく、原点に立ち返り、大切なことを見つめなおす、それもまたひとつの「進化」なのではないでしょうか。
「すてないで、つなげてつかおう」をキャッチコピーに掲げる「TSUNAGO」は、そんなことを考えさせてくれる商品です。
「想いをつなぐ鉛筆削り」
TSUNAGOとは、短くなった鉛筆を、ちょっとした工夫と作業でまた使えるようにしてくれる鉛筆削りです。
想いを伝え続けて短くなってしまった鉛筆を、どうにか最後まで使えないものかと考えた、日本唯一のプラスチック小型鉛筆削り専門メーカーである株式会社 中島重久堂により誕生しました。
鉛筆を削るというハード面だけでなく、ものを大事に使う気持ちをかき立てるソフト面もかねそなえているとして、短くなった鉛筆を再利用する「行為」をデザインした点が評価され、2015グッドデザイン賞を受賞しています。
簡単な3ステップ
鉛筆のつなぎ方は簡単な3ステップ。
TSUNAGOを使って、短くなった鉛筆のおしりに穴を開けます。差し込む鉛筆のあたまをTSUNAGOに入れて削り、整えます。そして、差し込む鉛筆のあたまを短い鉛筆のおしりに差し込み、木工用ボンドでつなげます。
TSUNAGOで使用できる鉛筆は軸が6角形のものや丸い鉛筆、長さが5cm以上、芯径3mm以上、直径が7~8mmの通常サイズの鉛筆にのみ対応、鉛筆のおしりに消しゴムや樹脂、金具が使用されていないもの、ということで少々条件は限られていますが、条件に当てはまれば短い鉛筆を長くしてまた使うことができます。
ものを大切にする気持ち
鉛筆削りとは本来鉛筆を削り短くするもの。しかし、削って形を整えることで、鉛筆同士をつなげて長くするという、その発想の転換が素晴らしいです。
こういった商品があることで、ひとつのものを長く使うということ、身の回りのものを大切に想う気持ちを思い出させてくれる気がします。
全国の東急ハンズで取り扱いがあるほか、いくつかのネットショップでも取り扱いがありますが、人気のため現在品薄とのこと。
店頭で見かけた際は、ぜひ手にとってみてくださいね。
TSUNAGO
短い鉛筆を再利用可能にする鉛筆削り
¥1620(tax in)