熊本・山鹿の灯籠から生まれたスタンド型モビール「TÔRÔ」

熊本県山鹿(やまが)市の和紙工芸技術を用いてつくられた「TÔRÔ」は、空間を彩るスタンド型モビールです。

伝統の技術を活かして

山鹿市は、熊本県北部に位置し、山鹿温泉や山鹿灯籠まつりで知られている場所です。

引用元:山鹿温泉観光協会

引用元:山鹿温泉観光協会

山鹿市では昔から、山鹿灯籠まつりで浴衣を来た女性が頭に灯籠をのせて舞い踊るの際の灯籠や、神事の際の滞納灯籠として和紙工芸が受け継がれてきました。灯籠は国指定伝統的産業品にもなっています。

TÔRÔ

引用元:ヤマノテ 公式サイト

引用元:ヤマノテ 公式サイト

そんな丁寧で繊細な伝統の和紙工芸技術を活かし、つくられたのがTÔRÔです。

商品企画・プロデュース・ブランディング全般はEXS Inc.の永田 宙郷さん、アートディレクション・デザインはデザイナーの三迫 太郎さんが手掛けられています。

引用元:ヤマノテ 公式サイト

引用元:ヤマノテ 公式サイト

モチーフは山鹿灯籠で用いられてる伝統的なパーツを元に、色や形を再構成。和紙独特の質感とも相まって、モダンながらどこか温かみを感じる素敵なプロダクトに仕上がっています。

スチールのフレームをつけることで、和紙と糊だけでつくられているモチーフの強度問題をクリアすると同時に、額の中に飾られたオブジェのような雰囲気を演出。

少しの空気の動きでゆらめくさまは、時間を忘れて眺めてしまいそうですね。

シンプルでモダンなデザイン

引用元:ヤマノテ 公式サイト

引用元:ヤマノテ 公式サイト

シンプルでモダンな造形と洗練されたカラーリングで、伝統技術を元にしていると思えないほど、現代のライフスタイルになじむアイテムに昇華されているTÔRÔ。

素材が紙ということで、強い風や直射日光の当たる場所、水濡れには注意が必要ですが、和室にも洋室にもフィットする素敵なデザインなので、どこに置こうか迷ってしまいますね。

種類はそれぞれ3色展開の4種類。置きたい場所に合わせて選べます。

TÔRÔは、地元山鹿でつくられた“手のもの”を中心としたお店「ヤマノテ」にて、5月以降購入が可能とのこと。それ以前の購入については、公式サイトのフォームよりお問い合わせくださいね。

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