ゲームアプリで「絶対フォント感」を鍛える
絶対音感ならぬ「絶対フォント感」という言葉をご存知でしょうか。
絶対フォント感とは、フォントを瞬時に認識し見分ける能力のことです。絶対フォント感を極めると、新聞の文字を見るだけで新聞名を判断することも可能なのだとか。
デザインとグラフィックの総合情報誌「月間MdN」でも、2015年7月号にて「絶対フォント感を身につける。」特集が組まれていました。
(絶対フォント感を身に付けるためのポイントや、ブックデザイナーの祖父江慎による、ひらがなの形で明朝体の系譜をたどるコラム、613書体の見本を掲載した小冊子付きの一冊ですので、気になる方は是非バックナンバーをチェックされてみてください!)
絶対フォント感をゲームで鍛える
今回は、ゲームをしながらフォントに対する認識能力を鍛える、「絶対フォント感」というアプリをご紹介します。
ゲームの企画開発を行う株式会社Cygamesが別ブランドとして立ち上げた「ちょゲつく」が出している無料ゲームアプリです。
制限時間内に、文字群の中に隠れた1文字の違うフォントを見つけだす『間違い探し』、フォント、活字、文字に関する問題を集めた『マニアッククイズ』、フォントの形を覚えて3択の中から当てる『覚えて当てて』の3つのミニゲームができます。
ちなみに私も何度か挑戦していますが、正解する度に難易度が上がるので、間違い探しゲームではレベル15が限界でした…。
ゲームに登場するのは日本語のフォントのみですが、それぞれの特徴を覚えたり、フォントに親しむという意味ではとてもよいツールなのではないでしょうか。
フォントに関わるゲームたち
アプリではなくサイト上で楽しめるこんなゲームもあります。
表示されたフォントを見てフォント名をこたえるサイト「フォント検定」。
画面上のたくさんの「人」という文字の中から、お題のフォントを探す『この「人」を探せ』。
「絶対フォント感」アプリで物足りない方は、難易度の高いこれら2つのゲームもどうぞ。
移動時間や空いた時間を使って、あなたも絶対フォント感を鍛えてみては?
絶対フォント感
絶対フォント感を鍛えるゲームアプリ