日本最大湖・琵琶湖への愛が溢れる「びわこテンプレート」

滋賀県に会社を構える株式会社コクヨ工業滋賀が販売している「びわこ文具」シリーズより2016年9月に発売された「びわこテンプレート」。約1/100万スケールの琵琶湖を完璧に描くことができるユニークなアイテムです。

琵琶湖愛に溢れたアイテム

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琵琶湖と、そこに生息する生き物の「なまず」「かいつぶり」、滋賀の歴史をかたどった「しろ」「しゅりけん」など、湖国・近江と馴染みの深いモチーフが枠にそってなぞるだけで簡単に描けるようになっています。その他にも、「くるま」や「じてんしゃ」、お天気マークなどもあるので、旅の記録や日常のシーンでも大活躍間違いなしです。

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それだけではありません。テンプレートを左右にずらせば、琵琶湖に浮かぶ竹生島・沖島も描けるというこだわりも。パッケージ台紙には、琵琶湖・淀川水系のヨシ紙が使用されており、裏面の線に沿って組み立てると、テンプレートの簡易カバーになるという細かな工夫が満載の商品です。

通学路で見かけるアノ子…!

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第二弾として2017年9月に「とび太くんテンプレート」が発売されました。「とび太くん」は、ドライバーに対して子どもやお年寄りによる飛び出し注意を啓発するために、滋賀県東近江市の久田工芸がデザイン・制作した人形型の看板です。滋賀県で広く普及しており、近年では全国的にもその名を知られるようになってきました。「とび太くんテンプレート」は、とび太くんのシルエットを簡単に描くことができ、テンプレートを左右にずらすことで、顔や服もすらすら描けてしまいます。

「いつ使えばいいの?」と思うかもしれませんが、持っていると「なんだか楽しくなる」テンプレート。もし、福岡バージョンがあるとしたら…?と、妄想が広がります。

このような “シビックプライド”を育むことにつながる取り組みは、これからどんどん全国的にも広がっていくはず。その先駆けともいえる「びわこ文具」に、今後も要注目です。

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