デザイナー志望・初心者必読!デザインに大切な基礎が身につく本まとめ

デザイナー志望の学生の方、デザイナーに転職したいという方向けに、弊社デザイナー陣が新人時代参考にしていた本をご紹介します。

レイアウト、基本の「き」/佐藤 直樹+ASYL

rayout

レイアウトの基本がまとまった一冊。

全体構成の考え方から、文字の選び方、写真やイラストの配置、わかりやすい地図やグラフについて、配色や色の組み合わせなど、レイアウトを軸に、そこから派生することまで網羅していて、とてもわかりやすいです。

グラフィックデザインをされる方向けの本ですが、Webデザインにも応用できる要素が詰まっています。

たのしいロゴづくり 文字の形からの着想と展開/甲谷 一

makelogo

ロゴをつくる際の発想のふくらませ方が14種類も載っていて、ロゴづくり初心者にピッタリの本です。

サブタイトルにもあるように、この本では文字の形の可能性を知ることがロゴづくりにおいて重要としていて、アルファベット一文字につき見開き2ページを使って、様々なフォントの形が掲載されています。アイディアソースとして、文字の形の資料としても活躍してくれます。

ロゴが出来るまでのメイキングも掲載されています。

日本語のロゴに特化した「日本語のロゴ」という本も、ロゴをつくる際のヒントが詰まっていてオススメです。テイスト別のロゴ実例や、ロゴができるまでの過程が掲載されています。

タイポグラフィの基本ルール/大崎 善治

typography

タイポグラフィについて、体系的に学べる本です。

フォントについてや、カーニングなどの基本テクニック、レイアウト、書体の選び方、書体の作り方が掲載されていて、即実践に役立つ要素が網羅されています。

センスは知識からはじまる/水野 学

sense

これまでに挙げた本とは少し切り口が違いますが、「自分にはセンスが無い」と思っている方にぜひ読んで欲しい一冊です。

くまモン」の生みの親で、中川政七商店ブランディングなどを行うクリエイティブディレクターの著者、水野 学さんがセンスについて論理的にわかりやすく、そして面白く説明してくれています。

「センスは方法を知って、やるべきことをやり、必要な時間をかければ、誰にでも手に入るもの」。

センスは生まれ持ったものだけで決まるものでなく、知識を蓄積すればセンスは磨ける、というこの論理に勇気づけられる人も多いのではないでしょうか。

仕事において大切なこと

手塚治虫の名言で、「君たち、漫画から漫画の勉強をするのはやめなさい。一流の映画をみろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。」という言葉があります。

デザイナー(を含む創造者)は読書を含めて、様々なチャンネルや方法でインプットをし、アウトプットするのが大切だということだと思います。

皆さんも、ぜひ良い読書をされてくださいね!

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