立体のものが平面風に!「ALEXA MEADE ART」で味わう目の錯覚
AR技術や3Dプリンタなど、平面のものを立体に見せるということが珍しくなくなった今日。
それとは逆に、実在する人や物にドローイングを施し、立体のものを平面にみせる作品を発表し続けているアーティストがいます。
人々を2次元の絵に
Alexa Meadeさんはロサンゼルスをベースに、世界中で活躍しているアーティストです。
彼女は、その道の第一線で活躍している人が講演する世界的なカンファレンス「TED」で、人々を2次元の絵のように見せる自身のアートについて講演したことがあり、その動画は240万回以上視聴されています。
興味から生まれた独自のスタイル
彼女のスタイルのはじまりは、影の上に黒い塗料を塗ったらどうなるかというシンプルな興味から。
すぐにそれは立体空間に存在するすべての物の表面に色を塗りたいという欲求に変化し、そうすることですべての場所、人、物の奥行きが崩壊し、2次元の絵に見えることに気がつき、彼女のスタイルが確立されていきました。
大学の彫刻のクラスで学んだ“空間とオブジェクトの間の関係性”についても、とても影響を受けたといいます。
目と脳の錯覚を利用したアート
立体空間の中の奥行きを崩壊させ、モデルを平面の画の中で生きさせる彼女の作品。
目と脳の錯覚を利用し、立体のものを平面にすることで生まれる不思議な違和感を楽しめます。
ご興味ある方は、制作過程やさまざまな作品が見れる彼女のサイトを是非チェックされてみてくださいね。
ALEXA MEADE ART
立体の人や物を2次元の絵に見せるアーティスト