Budweiserがイメージチェンジ!商品の印象を左右するパッケージを一新
ビールメーカーのBudweiser(バドワイザー)がグローバルリブランディングを行い、パッケージデザインが大幅に変更されました。
世界で愛されるビール
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引用元:Budweiser(USA) 公式サイト
1876年にアメリカのミズーリ州にて誕生したバドワイザー。
プロモーションは派手な印象ながら、厳選された素材と伝統のビーチウッド(ぶなの木)製法で30日掛けて醸造するというこだわりの製法で、ストイックに製造されています。
それによって生まれる洗練された心地よいのどごしが、世界80以上の国々で愛されています。
大幅なリニューアル
今回のグローバルリブランディングを担当したのは、世界で活躍するデザインエージェンシーjones knowles ritchieのニューヨークオフィス。
140年に及ぶバドワイザーの歴史や、これまでのビジュアル・アイデンティティの豊かな表現について探求することからはじまり、2年をかけてこのプロジェクトを完了しました。
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引用元:jones knowles ritchie 公式サイト
バドワイザーの持つ品質とブランドを揃えることを目指してつくられた新たなデザインは、全体的にシックで洗練された印象です。
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旧パッケージ 引用元:Budweiser(Japan)公式サイト
これまで缶のパッケージでメインに使用されていた赤いロゴマーク“Bow Tie”に代わり、今回のリブランディングのためにつくられたネイビーのタイプフェイスが大きくほどこされています。
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上:旧ロゴマーク 下:リニューアル後のロゴマーク(共に引用元:design WEEK 公式サイト)
バドワイザーで象徴的に使用されている“Bow Tie”ロゴマークは、蝶ネクタイのモチーフはそのままに、立体的に見せる影やゴールドの配色、余計な装飾を取り除き、レッド×ホワイトのシンプルなデザインに。
全体的に、これまでバドワイザーを飲まなかった人でも思わず手にとってしまいそうな、洗練された上品なイメージに生まれ変わっています。
パッケージの大切さ
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引用元:jones knowles ritchie 公式サイト
パッケージは商品の本質を視覚的に表すもの。
“パケ買い”という言葉が存在するように、パッケージのデザインがその商品の印象を左右し、ユーザーの購買意欲を刺激するといっても過言ではありません。
日本でのパッケージ変更はまだのようですが、今回のリブランディングにより、プロモーションや購買層などがどう変化していくのか楽しみですね。
via:design WEEK