新感覚エンターテイメント「パッケージクラフト」で工作をしながら楽しくエコ!

お菓子などの空き箱で工作をする、子どもの頃にそんな経験をした人も多いはず。

普通の工作とはひと味ちがう、市販の商品パッケージのデザインを最大限に活かして工作する「パッケージクラフト」をご存知でしょうか。

ものづくりの楽しさとエコの融合

パッケージクラフトとは、ものづくりの楽しさとエコを融合させた新感覚エンターテイメント。

何もしなければゴミになってしまうはずのものが、ロボットや乗り物、動物などさまざまなものに変身することで、驚きや楽しさを味わうことができます。

空き箱を使った普通の工作との最大の違いは、パッケージのデザインを最大限に活かしてつくること。

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商品のパッケージは、作り手による商品への思いがたくさん詰まった「すでにデザインされた箱」です。そのパッケージデザインへの敬意を表し、その箱の持つ色や形といった特徴を活かしながら、ひとつひとつの作品がデザインされています。

パッケージクラフトには、素材の商品パッケージを活かすために設けられた、独自の3つのルールがあります。

「1パッケージ1作品」、「パッケージはできるだけ使い切ること」、「文字は読み取れるように心がけること」。

ルールがあることにより難易度は高まるものの、規制があることで考えるきっかけが生まれ、特徴を活かしたフォルムが生まれます。

子どもから大人まで

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公式サイトからは、型紙や作り方がわかりやすく描かれたPDFがダウンロード可能。

PDFファイルには、イラストを用いたわかりやすい作り方と、準備するもの、作る際のコツなど、はじめての方でも作りやすいような工夫がなされています。

子どもから大人まで楽しめるという性質を活かして、子どもの情操教育だけでなく介護支援としても提案しています。

資源の大切さに気づく

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パッケージクラフトは、作品の完成度はもちろん、ルールや考え方も含め個人・公共向けの意識改善において、2015年度グッドデザイン賞を受賞しました。

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受賞を後押しに、現代アートの側面を持つパッケージクラフトを今後は芸術分野にも展開して美術館での展示会なども行っていきたいとのこと。

パッケージクラフトには、空き箱がアート作品になる過程を誰でもが楽しく体験できることで、空き箱に新たな価値が生まれ、資源の大切さや身近なものの再利用の可能性に気づくきっかけとなれば、という思いが込められています。

“使い捨て”という概念が日常化しているいまだからこそ、必要なことなのかもしれませんね。

子どもも大人も楽しめるパッケージクラフト。身近に空き箱があれば、一度挑戦されてみてはいかがでしょうか。