「羽犬塚プロジェクト」で、歴史ある宿泊施設をアート息づく複合施設へ

筑後市羽犬塚(はいぬづか)に古くからある宿泊施設を、アート作品の中に泊まれる複合施設へと改修する「羽犬塚プロジェクト」が、クラウドファンディングサービス「Ready for」にて、12月22日(木)まで資金調達を行っています。

歴史と魅力ある資源を持つ筑後市

舞台となるのは、筑後市羽犬塚(はいぬづか)にある100年以上もの歴史を持つ宿泊施設「明治館」。福岡市内から、電車または車で約1時間という場所にあります。

溝田和紙工房の溝田俊和さん / 撮影:木下由貴  引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

溝田和紙工房の溝田俊和さん / 撮影:木下由貴  引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

筑後市は久留米絣の一大産地であり、九州で初めて和紙の製紙が始まった場所。福岡県の指定無形民族文化財にもなっている水田天満宮のお祭り「稚児風流」があるなど、魅力あふれる資源の多い土地です。

近くには芸術文化交流施設「九州芸文館」もあり、さまざまな人や文化が集まり、交流し、発信をする複合施設をつくるにはとても良い場所といえそうです。

観光客も地元の方も年代に関係なく楽しめる複合施設をつくることで、未来の筑後地域の活性化や魅力づくりへの貢献を目指します。

「明治館」から「MEIJIKAN」へ

近年はビジネスホテルとして使用されていた「明治館」を、文化と人が集まり交わる複合施設「MEIJIKAN」へと生まれ変わらせる本プロジェクト。

美術館や文学館のデザインを数多く手がけられてきた、ブルームーンデザイン事務所の中川 たくまさんが、プランニングディレクションを行っています。

引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

MEIJIKANでは、画家・美術家・彫刻家という九州在住のアーティスト4名が、「筑後」をテーマにそれぞれ客室を手掛け、宿泊客はアート作品の中に泊まることができます。

引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

アーティストたちは改修の構想段階から参加し、資材やインテリアの選定も行っているとのこと。果たしてどんな部屋になるのでしょうか。

五感で九州を体験する

引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

MEIJIKANの1Fには、主に九州でつくられた新刊書を取り扱う書店と、久留米に本店をもつ「COFFEE COUNTY」のMEIJIKAN専用ブレンドを楽しめるカフェが。

©COFFEE COUNTY 引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

©COFFEE COUNTY 引用元:羽犬塚プロジェクト Ready for公式プロジェクトページ

日常的にアートや美しい手仕事を始めとするさまざまな地元の文化や大人と出会えるよう、2Fにはギャラリースペースを設け、3Fは朝食と宿泊のみを提供する「B&B(ベッド・アンドブレックファスト)」。4Fはアーティストが手掛けた作品の部屋、という構成になっています。

読んで、観て、食べて、飲んで、泊まる。五感をつかって九州を体験できる「MEIJIKAN」。完成は2017年1月を予定しているそうです。九州にまたひとつ、新たな文化的施設が誕生するということでとてもワクワクしますね。

資金調達の募集は12月22日(木)23時まで!支援という形であなたもこのプロジェクトに参加されてみてはいかがでしょうか。