旧大名小が生まれ変わる!官民共働型スタートアップ支援施設「FUKUOKA growth next」が入居企業募集開始!
2017年4月12日(水)、旧大名小学校は新たなスタートアップのプラットフォーム「FUKUOKA growth next」として生まれ変わります。
そして本日、2月24日(金)より、入居スタートアップ企業の募集がスタートしました!
スタートアップ都市・ふくおか
2012年に「スタートアップ都市・ふくおか」を宣言して以降、「グローバル創業・戦略特区」にも指定されている福岡市は、2017年の今年、スタートアップ支援を次のステージへ進めます。
福岡市、福岡地所株式会社、さくらインターネット株式会社、株式会社アパマンショップホールディングスが、旧大名小学校に官民共働型スタートアップ支援施設を開設します。
ミッションは「『将来のユニコーン』を生み出す!」。ユニコーンとは、未上場ながら1000億円以上の評価額を持つ短期間で成長する企業のこと。
いま福岡で高まっているスタートアップの機運をより強固なものにし、「次(next)のステージへ成長(growth)させる」という意味から、施設名はFUKUOKA growth nextと名付けられました。
スタートアップに光り輝いて欲しいとの思いを込めて「next」の“x”を光型に、ロゴマークには“ユニコーンの角”や“まっすぐ伸びる道”をイメージしたデザインが施されています。
日本最大級のスタートアップ支援施設
FUKUOKA growth nextでは
これまで天神TSUTAYA内にあった「STARTUP CAFE」もFUKUOKA growth next内に移転。起業前のアイディア出しから起業後の登記まで、1ヶ所でできてしまう場所というのは、日本ではここだけだそうです。
そのほか
コワーキングスペース、イベントスペースやDIYスタジオなど、スタートアップに欠かせない設備のほか、サラリーマンから学生までさまざまな人が気軽に利用できるようハニー珈琲によるカフェや、お酒が飲めるバー(awabar)も併設。
普段交わりにくい人たちとも繋がりやすい、さまざまなコミュニケーションのできる場所としても機能します。
3つのメリット
福岡市の真ん中にスタートアップ支援施設ができることによる3つのメリットについて、記者会見の中で高島市長はこのようにお話されていました。
1つ目のメリットは、これまで別々の場所にあった同じ目的を持つ人や企業が1ヶ所に集まることにより生まれる、それぞれの強みを活かした「化学反応」。
2つ目のメリットは、「スタートアップの見える化」。スタートアップの街としての認知度は上がっているものの、福岡にどんなスタートがあるのかよくわからない、という声がよくあったのだそうです。
福岡のスタートアップについて、ここにくれば見える、わかる、という場所が出来るのは、融資や投資を受けやすくなるという点でも大きな強みとなります。
そして3つ目のメリットは、「スケールの促進」。福岡市が掲げているスタートアップ施策に、“スケール”と“グローバル”があります。
さまざまな人たちが交わることで化学反応を起こし、投資を受けることでスケールする、という良い流れが生まれるのではないでしょうか。
本日より入居企業募集スタート!
高島市長は最後にこうもおっしゃっていました。
「福岡から世界を変えていくような企業が生まれ、育っていって欲しいですね。
行政による支援と民間のチャレンジの力が合わさることによって、福岡がスタートアップにとって特別な場所になっていくことも期待しています。」
FUKUOKA growth nextの誕生は
入居企業募集は2月24日(金)〜3月10日(金)。スタートアップ企業や起業予定者、第二創業者、スタートアップ企業と連携可能な既存企業、支援企業などが対象となります。
詳しい募集要項や応募後のフローなどについては、FUKUOKA growth next特設サイトをご確認くださいね。
FUKUOKA growth next
福岡市中央区大名2-6-11
入居企業募集期間:2017.2.24(金)-3.10(金)
対象:スタートアップ企業、起業予定者、第二創業者、スタートアップ企業と提携可能な企業、支援企業など