山王雨水調整池でのダンスパフォーマンスを目撃する
街を浸水から守るためにつくられた、福岡市博多区にある山王2号雨水調整池にて、ダンスパフォーマンスイベント「謎の地下空間で、ダンスを目撃せよ」が8月6日(土)に開催されます。
非日常空間でのパフォーマンス
これは、10月開催予定のダンスパフォーマンス公演「DUGONG(ジュゴン)」のプレイベント。
「アートと市民をつなぐ」を目標に、ひとりでも多くの方が文化芸術を身近に感じられるようさまざまな“きっかけ”を提供する公益財団法人 福岡市文化芸術振興財団(FFAC)が主催しています。
雨水調整池を舞台にダンスパフォーマンスを行なうのは、音楽・ダンス・美術・映像などクロスメディアのスペシャリスト集団「ANTIBODIES Collective(アンチボディズ・コレクティブ)」で演出・振付を担当し、ソロダンサーとしても数多くの実績を残す東野 祥子さん。
「地下神殿」の異名を持ち、高さ6.4m、全長78.1m、幅34.8mという広さの、普段は立ち入ることのできない空間で繰り広げられるパフォーマンスは、それだけで観る人を別世界へといざないます。
福岡仕様の「DUGONG」
前述のANTIBODIES Collectiveによるダンスパフォーマンス公演ジュゴンは、ホール内の複数の場所で同時多発的にさまざまな動きが繰り広げられ、観る側がそれぞれの視点で能動的に体感することができる回遊型のパフォーマンスです。
能動的に体験できるだけでなく、音楽・ダンス・美術・映像といったいくつものメディアを組み合わせた公演なので、ジャンルを超えて年代を問わず楽しめます。
ジュゴンは昨年横浜と京都でも上演されましたが、今回は福岡で新たにダンサーやキャラクターを起用し、“福岡ならでは”のジュゴンが上演されるそうです。
8月5日(金)に博多区千代の「パピオ ビールーム」にて開催予定の、東野 祥子さんによるダンスワークショップに参加すると、希望に応じてジュゴン福岡公演の出演メンバーになるチャンスが貰えます。(選考あり/20名程度)
新たな試み満載
雨水を貯めるためにつくられた空間を利用してダンスパフォーマンスを行ったり、ワークショップ参加者から出演メンバーを募ったりと、ワクワクする試み満載のジュゴンは、10月16日(日)に福岡市立中央市民センターのホールにて上演予定です。
ダンスパフォーマンス観覧モニターとダンスワークショップは、7月27日(水)までに事前受付が必要とのことなので(※応募者多数の場合は抽選)、気になる方は福岡市文化芸術振興財団の公式サイトで詳細をご確認の上、お早めにお申し込みくださいね。
ANTIBODIES Collectiveダンスパフォーマンス「DUGONG」
中央区赤坂2丁目5番8号3F 福岡市立中央市民センター ホール
2016.10.16(日) 15:00開演
※公演チケットは2016.8.20(土)より発売開始
■関連イベント第1弾 ダンスワークショップ
博多区千代1丁目15-30 パピオ ビールーム
2016.8.5(金) 19:30-21:30
参加費:500円(保険料込) 定員:30名程度
■関連イベント第2弾 プレイベント
博多区山王1丁目9 山王公園内 山王2号雨水調整池
2016.8.6(土)14:00開演
参加費:無料 定員:15組30名
※関連イベントは事前申込制 申込締切:2016.7.27(水)