ありそうでなかった「Smart Mirror」ができるまで
毎日出かける前に、誰もが鏡の前で多少の時間を過ごすはず。
その時間を有効に活用するためのアイディアを形にしてシェアしている人がいます。
欲しいものがなければつくる!
GoogleのソフトウェアエンジニアのMax BraunさんがブログプラットフォームMediumで発信したのは、自作した“Smart Mirror”。
映画の中に出てくるような未来的な鏡が欲しいと思ったものの、欲しいと思うものが世の中に存在してなかったのでつくってみることにしたというMaxさん。
鏡にディスプレイを埋め込み、AndroidのAPIを用いて様々な情報を表示させるスマートな鏡を開発しました。
現在時刻、日付、天気予報、温度、RSSのようなニュースの見出しなどがシンプルなUIで表示されます。
お出かけ前の忙しい時間に、身支度をしながらこれだけの情報を知ることが出来るのはとっても便利!
正面からだけでなく、角度があっても見えるよう視認性も確保されています。
裏側も公開
このプロトタイプは2WAYミラー、表示パネル、コントローラーボード、アート&クラフト用品を用いてつくられており、どのように配線しているかなどの裏側も公開されています。
現在はChromecastやNexus Player、Fire TV Stickといった異なるデバイスで試している最中とのこと。
音声コントロールを可能にする、交通情報やリマインダー、Google Nowとの連携など、これからも改良を重ね、より便利にグレードアップしていくそうです。
アイディアが形になるまで
時計でもタブレットでもなく鏡の表面に情報が表示されるという、ありそうでなかったこの発明に、製品化を望む声がコメント欄に数多く寄せられています。
今後もメイキングの詳細を公開予定。すごく魅力的な製品というだけでなく、ひとつのアイディアが少しずつブラッシュアップされ形になっていく過程を見ることができそうです。
色々な意味で今後が楽しみなこのプロジェクト、気になる方はMaxさんのMediumをチェックしてみてくださいね。
via:Medium Max Braun