紙の老舗×中川政七商店による「大成紙器製作所」が提案する、新しい紙文化のカタチ

1919年創業の印刷・パッケージ製造の老舗TAISEI株式会社。紙から生まれる文化を耕し、作り手と使い手をつなげる試みを目指したいという想いから、株式会社中川政七商店が監修、原田 祐馬さん率いるUMA/design farmをクリエイティブディレクターに迎えて、2017年8月に新ブランド「大成紙器製作所」を立ち上げました。

暮らしに寄り添う“紙の道具”=紙器具

1_780

大成紙器製作所は、紙の道具「紙器具(しきぐ)」を提案しているブランドです。「紙器具」は、紙が私たちの暮らしに寄り添う道具として考え、その価値を再発見し「伝える・収める・設える」を理念とすることでつくられていく新しい日用品を指す、大成紙器製作所ならではのことばです。

老舗印刷会社ならではのこだわり

2_780

第一弾は、ノート、専用封筒、書類ファイル、レターボックス、小物入れなど、長年印刷に携わってきた会社ならではの視点と、UMA/design farmらしい繊細で美しい佇まいのデザインが融合し、紙の質感や色味、設計の細部までこだわり抜かれた8点のアイテムがリリースされました。

こちらは、紙管の技術と手仕事を取り入れた小物入れ。ペンを立てたり、机の上の小物をまとめたり、様々な用途で使うことができるように、大・小2種類のラインナップになっています。型崩れしにくい、しっかりとしたつくりなので重ねて使うこともできます。

3_780

6つのインデックスタブがついた書類管理封筒。インデックスの位置を変えることによって、内容が視覚的に判別でき、引き出す際の取手にも。封筒に整理しておくと出かける際もそのまま持っていくことができ、カバンに入れて持ち歩けるので便利です。

将来的には直営店の展開も予定されている大成紙器製作所。代表の細水 雄一郎さんは「今後印刷業界は構想力を持った様々な挑戦が必要と考え、ブランドを立ち上げました。これからも他社にはない新たな取り組みにどんどんチャレンジしていきたいですね」といいます。

100年の歴史を持つ老舗が伝えたい“紙の文化”が凝縮された美しい佇まいのアイテムたち。ぜひ1度手にとって、紙のあたたかみを直に感じてみてください。

Related Posts