福岡の伝統工芸と北欧の人気キャラクターが出会った
「ムーミンの博多人形」

フィンランドの人気キャラクター「ムーミン」と、約400年の歴史を持つ福岡の伝統工芸品、 博多人形が出会い、「ムーミンの博多人形」が誕生しました。

文具メーカーと博多人形師のコラボレーション

moomin_matsuosan_mark780

ムーミンの博多人形は、福岡の文具メーカーHIGHTIDE(ハイタイド)と、400年もの伝統をいまに伝える博多人形師 松尾 吉将さんとのコラボレーションによるもの。

moomin_white_mark780

フィンランドのムーミン谷博物館にある、細部まで表現され生き生きしたムーミン谷の仲間たちの立体造形をなんとか忠実に再現できないかと、HIGHTIDEのデザイナーが思いをめぐらせ、たどりついたのが博多人形でした。

“世界でもっとも表現豊か”な博多人形

博多人形は“世界でもっとも表現豊か”と評されるほど、自由度の高い型取り、細部にまでこだわった彫り込み、そしてすべての行程がひとりの人形師によって行われるため、高いクオリティが保たれるという特徴があります。

ムーミンの博多人形を担当した松尾さんは、能もの、歌舞伎もの、美人もの、縁起もの、童もの、干支もの…など、幅広いジャンルが存在する博多人形の中でも、伝統的な美人ものや縁起物の制作のほか、現代の生活に合った博多人形を提案されています。

HIGHTIDE側から松尾さんに「ムーミンを博多人形でつくれませんか?」と相談し、完成までに試行錯誤を重ね、1年という歳月を経て、ムーミンの博多人形は誕生しました。

人形師のこだわり

moomin_color_mark780

ムーミンの博多人形をつくるに当たり、松尾さんが1番苦労したのは、耳の角度やアゴのラインといった、曲線のやわらかさをどう表現するか。

丸みを帯びたムーミンを表現するため、どの位置で型取りをするか、境界線を決めるため原型に線を入れる“墨割り”という作業にとてもこだわられたそうです。

moomin_making_mark780

4つに分け型取りをし、焼成後の継ぎ目と焼きと乾燥から生じるゆがみをとるため、丸みを壊さないようひとつひとつ丁寧にやすりがけがされています。

やわらかい印象を表現するため、ムーミンの肌には日本画でも使用されている岩入り絵の具を使用。岩入り絵の具には細かく砕いた岩が入っているため、表面に微妙な凹凸が出てマットな質感になるそうです。

現代のインテリアにフィットする博多人形

moomin_inroom_mark780

ひとつひとつ丁寧につくりあげたムーミンの博多人形は、独特の丸みを帯びたフォルムとムーミンの愛くるしさが見事に再現され、現代のインテリアにも合うイノセントな佇まいの“ムーミン”になりました。

博多人形のもつ素朴さとあたたかさ、やわらかさが、ムーミンのキャラクターイメージと絶妙にマッチしています。

伝統工芸品、というと若い人には縁遠いイメージがありますが、慣れ親しんだキャラクターであるムーミンの博多人形をきっかけに、博多人形に興味を持つ人が増えるかもしれませんね。

現在は、HIGHTIDEオンラインショップHIGHTIDE楽天市場店にて販売されています。

オリジナルデザインの桐箱に入っているのでプレゼントにもピッタリです。気になる方は、ぜひチェックされてみてくださいね。