「うなぎの寝床調べ 久留米絣デザインの二〇〇年」で
久留米絣の歴史と背景を紐解く

福岡・祇園にあるD&DEPARTMENT FUKUOKAのギャラリーにて、9月29日(木)〜11月15日(火)まで「うなぎの寝床調べ 久留米絣デザインの二〇〇年」が開催されています。

久留米絣とは

織物をつくる際、柄のつくり方にはさまざまな方法がありますが、「絣(かすり)」は、織る前に糸を縛り部分的に先染めして柄をつくるという複雑な技法で柄をつくり出しています。

日本でつくられている代表的な絣は、広島県の「備後絣」、愛媛県の「伊予絣」、そして福岡県の「久留米絣」。

多くは源流であるインドから、広く南ヨーロッパ、中国、東南アジア、そして琉球へと技術が渡来してきましたが、久留米絣は大陸から伝わったものではなく、久留米で考案され、誕生から200年経ったいまでも生産され続けています。

さまざまな視点からの久留米絣を紹介

久留米絣は、着るほどに肌に馴染み風合いが良くなっていく、夏は涼しく冬は暖かい、しっかりと織られていて丈夫、緻密に織られたバリエーション豊富な柄といったいくつもの特徴を持っています。

「うなぎの寝床調べ 久留米絣デザインの二〇〇年」展では、そんな久留米絣が200年でどのような変化をしてきたのかをたどります。

引用元:MONPE 公式サイト

引用元:MONPE 公式サイト

久留米絣を使用した現代風もんぺ、その名も「MONPE」の製造販売を行いながら、久留米絣とテキスタイルの研究もしている、福岡県八女市のものづくりのアンテナショップ「うなぎの寝床」調べの元、昔ながらの柄と近代の柄を比較した生地見本の展示や、柄や文様についての歴史の紹介など、さまざまな視点から久留米絣について紹介しています。

引用元:D&DEPARTMENT FUKUOKA 公式Facebookページ

引用元:D&DEPARTMENT FUKUOKA 公式Facebookページ

久留米絣の魅力に触れる

引用元:D&DEPARTMENT FUKUOKA 公式Facebookページ

引用元:D&DEPARTMENT FUKUOKA 公式Facebookページ

ギャラリーでは歴史をたどる展示のほか、デットストックの久留米絣の布の切売りや、久留米絣を使用したもんぺ・コースターなどの販売もされています。

引用元:D&DEPARTMENT FUKUOKA 公式Facebookページ

引用元:D&DEPARTMENT FUKUOKA 公式Facebookページ

40分に渡る映像の上映や、参考資料となった久留米絣の貴重なコレクションや関連書籍なども充実。

小石原焼、博多織、博多人形などと並び、福岡の「経済産業大臣指定伝統的工芸品」に認定されている久留米絣の魅力に、ゆっくりじっくり触れてみてはいかがでしょうか。