伝統ある手描き友禅の技法を用い、職人が染め上げた友禅生地の新ブランド「IROMORI」

京都の伝統工芸として知られる京友禅。職人が手描きで1点1点作り上げた布地を切り売りする、新しいスタイルのファブリックブランド「IROMORI(いろもり)」が、2019年3月に新店舗をオープンしました。

京友禅とは?

自由な文様表現と豊かな色彩を特徴とし、意匠考案・下絵・糊置き・引染・挿友禅など、少なくとも約14~15工程の多岐にわたって分業化され、各工程を専門の技術者(職人)が受け持ちます。IROMORIを立ち上げた京友禅の老舗・富宏染工株式会社は、独自の柄や色を生み出すだけでなく、ほとんどの職人を自社専属として育成し、京友禅の高度な職人技術や手仕事の持つ美しさを継承してきました。

新たな価値を創る

京友禅といえば着物というイメージですが、IROMORIでは、富宏染工の染匠・藤井友子氏が花嫁着物「CUCURU」の安東夏子氏、デザイン事務所「二ミリデザイン」デザイナーの平山智子氏とタッグを組んで、日常生活にも取り入れやすい京友禅の新しい可能性を提案。店頭では、横幅115cmのファブリックを10cm単位で必要な分だけ購入することも可能。伝統技術をより身近に感じられるよう、これまでになかったカット売りが取り入れられました。何を作ろうかと考えながら布を選ぶ時間はこの上ない幸せな時間です。

日常に溶け込む京友禅

このように、洋服やファッション小物、インテリアに取り入れても、不思議とすんなり馴染んでくれる色や柄のファブリックが取り揃えられています。

こちらは、5月1日より販売開始された「色守り」。IROMORIの商品はそれぞれ色の名前と色ことばが付けられていますが、その色ことばを中に忍ばせた、人から人へ送る「思いの贈り物」です。小さくてさりげないので、京都旅行のお土産はもちろん、大切な方へのプレゼントに添えることで、より一層思いが伝わること間違いなし。

 

京友禅の新たな可能性を広げ続けている「IROMORI」。今後の展開にも要注目です。