コンクリートで出来た「MURMURE」のコミュニケーションを生む名刺

名刺はビジネスシーンにおいて欠かせないツールのひとつです。

しかしながら、日々消費するものなので、中々こだわりづらいものでもあります。

本日は、強烈なインパクトのある、もらった相手が思わず嬉しくなってしまうような名刺をご紹介します。

一度見たら忘れないインパクト

フランスを拠点として活躍する、クリエイティブエージェンシー“MURMURE”が自分たちのためにつくった名刺は、なんとコンクリート製!

引用元:MURMURE 公式サイト

引用元:MURMURE 公式サイト

コンクリートとは、砂、砂利、水などをセメントで固めたもので、本来建物をつくる際など、そのものが硬く丈夫である必要がある場合に多く使用されている、いわずと知れた素材です。

一般的には紙でつくることが多いだけに、コンクリートで出来た名刺のインパクトは計り知れません。

引用元:MURMURE 公式サイト

引用元:MURMURE 公式サイト

1枚1枚風合いが異なり、片面にはエンボス加工された存在感抜群のMURMUREの頭文字“M”が施されています。

こんな名刺を持っていたら、一度で覚えてもらえること間違いなしですね!

コミュニケーションをデザインする

弊社の名刺は紙製ですが、こだわってつくっています。

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表と裏で質感の違う“かさね”という紙を使用し、会社の名刺でありながら、個人名刺に見えるよう、社名はエンボス加工でひっそり施し、シンプルなデザインにしています。

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また、親しみを持ってもらえるよう、似顔絵とニックネームも入れています。

こだわった名刺をつくるのは、多くの場合、名刺が初めて出会う人に自分を紹介するツールとして渡すものであり、別れた後も自分の代わりに自分の情報や存在を相手に伝えてくれるものだからです。

そこに仕掛けをつくることで、名刺を介して相手とのコミュニケーションが生まれます。

弊社では名刺をきっかけに生まれる会話を“名刺トーク”と呼んでいて、これもひとつのコミュニケーションのデザインなのではないかと考えています。

名刺を自分の名前や連絡先を伝えるだけのもので終わらせず、どんな意味をもたせるか、どんな仕掛けをするか、今一度考えてみると面白いかもしれません。

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