大人にも人気の絵本「くまのがっこう」の魅力

こんにちは。デザイナーの中森です。

絵・あだちなみさん、文・あいはらひろゆきさんの2名によって、2002年に誕生した絵本「くまのがっこう」シリーズ。

累計210万部を超える大人気シリーズとして、子どもだけでなく大人にも愛されている絵本の魅力を紹介します。

かわいらしくユーモアあふれるキャラクターたち

「くまのがっこう」の主人公は、テディベアの女の子ジャッキーです。ジャッキーは12匹兄弟の末っ子で、11匹のお兄ちゃんたちに見守られながらおてんばに過ごしています。

引用元:くまのがっこう 公式サイト

引用元:くまのがっこう 公式サイト

12匹の兄弟はみんなそっくりですが、それぞれに特徴があります。子どもはその特徴を間違い探しのように見つけたり、大人はそれぞれの性格に共感したり、飽きることなく物語の世界を楽しむことができます。

このように、12匹それぞれの成長を見守ることができるのも、「くまのがっこう」ならではの魅力かもしれません。

上質な色彩の組み合わせ

「くまのがっこう」の絵を担当しているあだちなみさんは、日頃からきれいなもの、いいものに触れるよう心がけているそうです。

また、子ども時代を過ごした岐阜県多治見市の豊かな自然の中で見た、自然の美しい色が今でも忘れらず、それがいまの色彩感覚の原点になっているそうです。

そのため、「くまのがっこう」の色づかいにも「読者を子どもあつかいしないで、ありきたりではない上質な色彩の組み合わせを見せたい」という強いこだわりが見られます。

引用元:くまのがっこう 公式サイト

引用元:くまのがっこう 公式サイト

彼女の描く絵は、水彩タッチでやさしい色づかいですが決して子どもっぽくなく、たくさんの色をつかっても上品さを保っています。

そんな絶妙な色のバランスが、読者の心を「くまのがっこう」の世界に引き込んでいるのかもしれません。

語り継がれる「くまのがっこう」

2003年に絵本シリーズ1作目が誕生して、今年で13年目を迎えます。

1作目を読んでいた当時子どもだった女の子が中学生、高校生になり、さらにもう少し大人になった女の子が今度は自分の子どもに読み聞かせているという声も多く、世代を超えてファンは年々増え続けているそうです。

2016年の夏には、マクドナルドのハッピーセットともコラボレーションしており、人気は今後ますます高まる予感がします。

引用元:くまのがっこう 公式サイト

引用元:くまのがっこう 公式サイト

大人になると絵本を読む機会はほとんどなくなりますが、大人になった今だからこそ見える視点や考え、忘れていた感情などもあると思います。

「くまのがっこう」は大人でも楽しめるお話が多く、画集のように楽しむこともできるので、ぜひ、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。