部屋の“育つ”様子を楽しむ「preview of installation room」

ギャラリーを“育つ”ワンルームの生活空間にしたインスタレーション「preview of installation room」が、9月1日(木)〜10月2日(日)まで、福岡・天神にあるギャラリー併設のコーヒースタンドTAGSTÅにて開催中です。

“育つ”インスタレーション

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『例えばミルクデコレーションという雑誌が好きなカップルがそんな空間にあこがれて今日ここに引っ越してきました。』

そんなストーリーの元、2人が丁寧にセレクトしたお気に入りのアイテムたちが少しずつ増えていき、ギャラリー空間ながら、住んでいる人の息遣いを感じるような、“育っていく”インスタレーションです。

お客様のこだわりを形に

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この空間を手掛けたのは、“家具からはじまるインテリア”をキーワードにクライアントのこだわりを形にするデザインスタジオ「Spumoni」の有吉 祐人さん。

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「僕がしたいことは何もないんです。お客様の思いや要望をどう形にするか、それだけです」

ご自身のお仕事におけるスタンスにおいて、有吉さんはこうお話されていました。

今回のインスタレーションに関しても、ご自身の色を出すのではなく、この部屋に住む“カップル”の、やりたいことや住みたい部屋のイメージをどう形にするかにこだわった空間づくりをされています。

想像の膨らむ空間

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漆を塗った表面の質感が独特な「錆枝」の陶胎漆器や「STUDIO POTTER KOEDA」の陶器、船で使用されるパーツを施したクローゼットにもなる食器棚、TAGSTÅで個展をされたこともある浦正さんによる水墨画など、作家・工務店・木工所とともにこの空間のためにつくられたこだわりのアイテムたちがディスプレイされています。

実際に見て、触れて、座って、気に入ったアイテムは、一部をのぞいて購入ができます。あなたの部屋に合わせ、サイズや色のカスタムオーダーも可能です。

「できる限りその人に合わせた家具をつくりたい」という有吉さんのお考えが、こういったところにも滲み出ています。

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期間中少しずつ家具やアイテムが加わっていき、10月1日(土)に行われる、部屋をお披露目する「room party」という名のクロージングパーティに向けて、部屋が完成していきます。

何度も足を運び、どんなアイテムが増えたか、この部屋に住む2人はなぜこれを選んだのか、自分の部屋にこれを置いたらどうなるかなどを想像するのも楽しそうです。

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私はここに飾られている、福岡を拠点に活躍をされているアーティスト“YABU”こと藪 直樹さんのこの作品に心奪われてしまいました。

皆さまも自分なりの楽しみ方で、この居心地の良い空間を味わってみて下さいね。