モリサワの「タイプデザインコンペティション2016」情報解禁!

時代を意識しながら、文字の伝統を活かし、常に使う人の目線で書体をつくりつづけている株式会社モリサワ

代表的な書体として、現代的なゴシック体「新ゴ」が挙げられます。

株式会社モリサワ主催で定期的に開催されている「タイプデザインコンペティション2016」の情報が1月末に解禁されました。

次世代を担うタイプデザイナーを創出

引用元:Morisawa Type Design Competition 2016 公式サイト

引用元:Morisawa Type Design Competition 2016 公式サイト

「モリサワ賞 国際タイプフェイスコンテスト」を1984年に初めて開催して以降、書体デザインの登竜門として高い評価を誇るタイプデザインコンペティションとしては30年以上の歴史があります。

毎回各界を代表する多彩な審査員を迎え、文字表現の可能性を広げる、次世代を担うタイプデザイナーの創出を目指して定期的に開催されています。

タイプフェイスの制作方法がアナログからデジタルへと移行し、インターネットの普及といった環境の変化にともない、同コンペティションへの参加者は年々増加しています。

2012年と2014年のコンペティションでは、世界の20を超える国と地域から、和文部門・部門あわせて1,000点を超える作品がエントリーしました。

応募の詳細

引用元:Morisawa Type Design Competition 2016 公式サイト

引用元:Morisawa Type Design Competition 2016 公式サイト

和文と欧文の2つの部門で広く募集をし、個人またはグループでも応募が可能。

独創性や審美性を追究した作品には「モリサワ賞」各賞が、モリサワからの製品化にふさわしい作品には「明石賞」が贈られ、Web公開による一般の方からの投票で人気を競う「ファン投票」も実施します。

審査員にはタイプデザイナーの鳥海 修さん、デザイナーの原 研哉さん、タイプデザイナーのサイラス・ハイスミスさんをはじめとする豪華な顔ぶれが揃います。

公式サイトからは過去の入賞作品も見ることもできます。

作品を客観的に見つめる

自分の作品を客観的に評価してもらえるコンペティションは、自分に足りないもの、良いところを見直せるとても良い機会です。

入賞すれば、あなたのフォントが商品化するかもしれません。

応募は5月1日(日)から受付開始とのことなので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてくださいね。

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