プロダクト制作の裏側をのぞく展示「FRUCTUS PRODUCTS」が面白い

食品店だけでなく、ライフスタイルショップやアパレルショップでも、感度の高いお店では必ずと言っていいほど取り扱われている、「FRUCTUS(フラクタス)」のグラノーラ。

味も外見も含めてひとつの“プロダクト”、という考えで商品を発信してきたFRUCTUSの、これまでの軌跡をたどる展示イベント、「FRUCTUS PRODUCTS」が現在福岡の薬院にある加工所にて開催されています。

プロダクトに込められたストーリー

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FRUCTUSのグラノーラを作り上げているロゴ、キャッチコピー、缶、包装紙などなど…ひとつひとつのプロダクトに込められたストーリーを展示するというもの。

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イラストレーターのNoritakeさんによって描かれたスプーンの原画、プロダクトのラフ案や設計図、そしてプロダクトが出来上がるまでのメールのやり取りまで公開するというユニークな内容となっています。

かつては脇役だったグラノーラ

今でこそFRUCTUSといえばグラノーラ!という印象がありますが、元々は東京の千駄ヶ谷にてジューススタンドとしてOPENし、フレッシュジュースやジンジャーコーディアルなどの脇で、グラノーラはひっそりと販売されていました。

2011年9月に某業者向け発表会でNoritake×PAPIER LABO.のグラノーラ保存缶が登場し、グラノーラとともに注目を集めたことをきっかけに、今ではその2つが主力商品となっています。

保存缶の人気の秘密

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人気のグラノーラ保存缶は、ひとつひとつ職人の手作業で作られていて、大きさも200gのグラノーラが入るサイズをオリジナルでつくったという妥協のない1品。

シンプルなデザインもさることながら、薄くて軽い素材とこの小ぶりなサイズがとても使い勝手がよく、グラノーラを保存する缶としてはもちろん、コーヒー豆入れや小物入れとして使われている方も多いそう。

そして定期的に新色の缶が発売されるので、ついコレクションしたくなってしまいます。

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ここでは、これまでに出してきたグラノーラ保存缶30種類以上がズラリと並び、北海道の夕暮れ時の群青色の空をイメージした、北海道限定の群青色の缶や、ショップとコラボレーションした限定の缶なども見ることができます。

物販イベントも同時開催!

これまでNoritake公式Webサイトでしか販売されてなかった、白×黒のNoritakeカラーを使用したグラノーラ保存缶が、グラノーラとセットになってここで買うことができます。

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その他にも、Noritakeさんが描いたスプーンのイラストを元に、鹿児島の3人の作家が今回のためだけに制作したスプーンの販売や、新作の陶器で出来たキャニスター、初お披露目となるオリジナルのウッドボウルも購入可能。

運が良ければ、FRUCTUSオーナーのとても気さくな成田さんに、色々な裏話が聞けるかも?!

実際にグラノーラを作っている加工所内での展示ということで、時間が13:00~17:00と限られていますのでご注意を。

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入り口がひっそりとした佇まいなので、私も入っていいものかドアの前で数秒悩みましたが、「展示中はお気軽に入ってきてください」とのことですので、勇気を出してドアを開けてみてくださいね。

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