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2022年度入社

【社員インタビュー】みんなでつくるから強くなる。チームを信じるエンジニア

まずはじめに、樋田さんのこれまでの経歴を教えてください。

大学では経営学を専攻していました。卒業後は、冠婚葬祭のシステムを開発している会社に営業職として入社しています。ちょうど2020年の春で、コロナ禍の真っ只中。研修もなく、マニュアルを見ながら自宅で一人で学ぶという、すこし特殊な社会人デビューでした。

営業職としてお客さまの要望を伺い、社内の開発チームへ伝える役割を担っていたのですが、仕事を進めるうちに「自分でもつくれるようになりたい」という気持ちが強くなっていきました。実際に、社内の先輩でフロントのエンジニアを目指している方がいて、一緒に画面を見ながら学ぶ時間がとても楽しかったんです。そうした経験から、フロントエンドに興味を持つようになり、退職後にコーディングとデザインを学ぶスクールに半年ほど通いました。

ブランコに興味を持ったきっかけを教えてください。

当時は、コーディングにしっかり向き合える会社を探していました。Wantedlyでいくつかの会社を見ていたなかで、ブランコのページにたどり着いたんです。まず感じたのは、写真や文章から伝わる雰囲気のよさでした。ブランコのページは自然体で、丁寧に人を紹介している印象を受けました。

実際に、応募前に「見学だけでも可能ですか。」とメッセージを送ったことがあります。そのときのやり取りがとても丁寧で、最初は「話を聞くだけでもいいかな」と思っていたのですが、その対応の誠実さに惹かれて、面接を受けてみることにしました。

面接を受けてみて、どんな印象を持ちましたか。

技術的な深い話よりも、どんなふうに働きたいかを丁寧に聞いてくださったのが印象的でした。ポートフォリオの説明をしたり、趣味の話をしたりと、まるで雑談のような雰囲気をつくってくださったので、緊張がほぐれて、自分の言葉で話せたのを覚えています。

入社の決め手になったのは、どんなところでしたか。

アシスタントとして入社して、すこしずつ成長していくという形を準備してもらえたのが大きかったです。

また、ブランコは代理店を介さず、クライアントと直接やり取りをしながら、最初の構想段階からリリースまで一貫して関われる体制が整っています。そのなかで、ただコードを書くのではなく、デザイナーやディレクターと連携しながら進めていける点に魅力を感じました。

実際に入社してみて、ブランコの雰囲気をどう感じられていますか。

最初は、デザイン会社は少しピリッとしているのかな、というイメージがありました。でも入ってみると、全然違いました。

みんなが穏やかで、話しかけやすく、世間話が自然に生まれるような空気感があります。特にデザイナーチームの方たちが柔らかい雰囲気をつくってくれていて、エンジニアチームもその空気に助けられています。

あと、代表の山田が元々講師をしていた学校から入社したこともあり、最初は「厳しい方なのかな」とすこし構えていたのですが、実際はすごくフラットに話を聞いてくださる方でした。しっかり考えるけれど、それぞれの意見を尊重する、そんな人が多い会社だと思います。

普段はどのような業務を担当されていますか。

主にWebサイトのコーディングを担当しています。デザイナーが作成したカンプをもとに、ブラウザ上で正しく、そしてどんな画面サイズでも美しく見えるように仕上げていく仕事です。WordPress更新や既存サイトの調整などの保守対応、SEO対策も行っています。

そのなかでもやりがいを感じるのは、何もない画面に一からコードを書き、形ができていく瞬間です。時間との勝負になることもありますが、どうすれば最短で、より正確に、きれいに仕上げられるかを考えるのが楽しくて。リリースしてお客さまからの反響を伺ったときの達成感は何度味わっても嬉しいですね。

最近では、n8nというツールを使って業務の自動化にも取り組んでいます。社内の自動化するフローを考えるところから、それを実際にn8nで形にしていくまでをやっているのですが、コーディングと少し似た組み立てていくおもしろさを感じます。

仕事を進めるうえで、むずかしさを感じるのはどんなときですか。

納期がタイトな案件が続くときですね。複数のエンジニアが並行して進めているので、チーム全体のスケジュールを意識しながら、誰がどのタスクを担当するかを調整しています。

とくにデザインの進行に遅れがでて、当初よりコーディングのスケジュールが短くなったときは、どうすればリリースに間に合わせることができるかしっかり考えます。焦りが出そうなときこそ、一度立ち止まって、全体の流れを見直すようにしています。

実務のなかでは、SEOやサイト速度などの改善に取り組む場面で悩むこともあります。思ったように改善が見られないときは、「なぜだろう」と考え込むこともありますが、そんなときはチームに相談して、一緒に解決策を探しています。ブランコでは相談しやすい雰囲気があり、わからないことをそのままにせず話せる環境があるのがありがたいです。

チームで働くなかで、大切にしていることはありますか。

一番は、話しかけやすい空気をつくることです。エンジニア同士でも、それぞれ得意分野や進め方が少しずつ違うので、意見を出し合いながら進めることを大切にしています。

また、エンジニアチームでは、毎朝タスクの確認や進捗共有をする時間を設けています。お互いに「ここまでは終わっている」「この部分がむずかしい」と話すことで、次に何をすべきかが明確になって、全体の動きがスムーズになるんです。

私はどちらかというと、チームの間をつなぐタイプだと思います。進捗の確認やタスクの整理をしながら、デザイナーやディレクターとコミュニケーションを取り、全体の流れを見て動くようにしています。いつかはディレクションもできるエンジニアになりたいと思っています。

ブランコで過ごすなかで、楽しかったイベントや印象に残っている出来事はありますか?

社員旅行がすごく楽しかったです。最初は「本当に実現するのかな?」と思っていたんですが(笑)、実際に行ってみたら、みんなが楽しそうにしていて、すごくいい時間をいただけたなと思っています。対面で長時間一緒に時間を過ごせたことで、距離がぐっと縮まった気がしました。

来年もぜひ行きたいなと思っています。次はスキーやスノーボードなど、スポーツを一緒にするのもいいなと思いました。体を動かすと、自然と笑顔が増えたり仲が深まったりするんですよね。

あとは、映画鑑賞会も好きです。全員出社日の後に開かれることが多くて、みんなで同じ作品を見ながら感想を話したりして。仕事以外の話を共有できる時間があるのは、すごく大事だなと思っています。

モンゴルをテーマにした文化体験のイベントも印象的で、あのときは文化も食も全部が新鮮で、チーム全体の一体感を感じました。他にもいろんな国の文化体験をみんなで共有したいですね。

ブランコの特に好きだなと感じるところを教えてください。

ディレクター、デザイナー、エンジニアの間に壁がないところです。どの職種も同じチームの一員として、意見を出し合いながら進められるのがブランコらしさだと思います。保守案件でも、エンジニア側から改善や提案をすることがありますし、最近はチーム全体で「もっとエンジニアから発信していこう」という話もしています。

アニメーションの実装なども任せてもらえる範囲が広く、小さな動きから大きな表現まで、挑戦できる環境があるのが嬉しいです。まだ実験段階のこともありますが、「まずやってみよう」と背中を押してくれる雰囲気がある。そうした自由度と信頼のバランスが、この会社の好きなところですね。

これからどんなエンジニアを目指していきたいですか?

コーディングだけでなく、進行管理や設計などにも関われるような、ディレクティブなエンジニアを目指しています。たとえば、スケジュールを逆算して工数を見積もったり、チーム全体の進捗を見ながらサポートしたり。自分の作業にとどまらず、チーム全体の力を最大化できる存在になれたらと思っています。

そのためには、もっと知識の幅を広げることも必要だと感じています。サーバーまわりやアニメーションなど、これまであまり触れてこなかった領域にも挑戦していきたいです。一人で完結させるより、みんなで完成させることに価値を感じているので、チーム全体で成長しながらより良いものをつくっていけたらと思います。

また、ディレクターとは違う強みとして、自動化ツールの活用があると思っています。n8nなどを使って、タスクの進捗を可視化したり、抜け漏れを防ぐ仕組みをつくったりすることで、チームが自然と動きやすくなるようなサポートができればと考えています。そうした、仕組みで支えるディレクションも、私らしい形で続けていきたいですね。

最後に、これからブランコに入ってくる方へメッセージをお願いします。

リモートワークが中心なので、一人で黙々と仕事をする会社だと思われるかもしれませんが、でも実際は、かなりチームで動いている会社だと思っています。誰かが困っていれば自然と声をかけ合えるし、自分の意見もちゃんと受け止めてもらえる。そんな環境のなかで、自分のペースで成長していけると思います。

柔軟に、まわりと一緒に考えながら進められる方には、きっと合っている環境だと思います。一人ではなく、みんなでゴールを目指すことを楽しめる方と、一緒に働けたら嬉しいです。

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