プロダクトデザイナーが“好き”を基準にセレクトした通販サイト『Y ONLINE STORE』

「プロダクトデザイナーによる デザイン事務所備品・デザイナーズ雑貨のセレクト通販」と銘打たれた通販サイト『Y ONLINE STORE』。運営しているのは、自らも自社商品を持つメーカーでありながら、ブランド企画・商品企画の段階からの開発のサポートまで行っている株式会社Yの代表・三宅喜之さんです。

取り扱う基準は“好き”かどうか

2018年よりスタートした『Y ONLINE STORE』。
インハウスデザイナーとして大手電機メーカーに18年在籍し、2014年にデザイン事務所・株式会社Yを立ち上げた三宅さんを中心としたメンバーによってデザインされた、用の美を追求したプロダクトや、雑貨、そして家具などが販売されています。
「自分自身のプロダクトデザイナーとしての経験を糧にプロダクトデザイナー仲間たちが好きな製品ばかりを扱ったお店を作りたい。と感じたことが、立ち上げるきっかけになりました」と三宅さんが話すように、取り扱う基準は“仲間たちが好き”だということ。
それ以外にも、発想のユニークさや素材・加工の美しさ、そして“デザイナー仲間に使ってもらいたい”かどうかも、セレクトのポイントになっているのだそう。

自分たちが欲しいものをつくる

現在『Y ONLINE STORE』で販売されているのは、すべてYがデザインした商品。

そのうちのいくつかをピックアップしてご紹介したいと思います。
まずこちらは、Yを代表する商品「レザーレースハンガー」。
これまでのハンガーは、素材が硬く、服がその上で形状を変えられていました。しかし、レザーレースハンガーの場合は、革紐と木のパーツのみでつくられていることで衣服の形に自然とフィット。ハンガーの概念を覆すデザインになっています。
その上、使用していない時は、まるでオブジェのように、静かでコンパクトな佇まいを見せてくれるので、インテリア感覚で吊るしておくことができます。

オリジナルブランド「SOGU（ソグ）」

また、「モノが成り立つ要素を整理し、新たな視点で再解釈した商品」を生み出すことを目指すオリジナルブランド「SOGU」を2018年6月よりスタート。
ブランド名は、“削ぐ”という日本語が由来になっており、アイデアを考える際に“このモノの本質は一体何なのか”と見つめる思考を意味しているのだといいます。

10種のラインナップのうちのひとつ、一見シンプルな三角形のオブジェにも見えるこちらは、入り隅に付属のL字金具を取り付けてコードを引っ掛けるだけで、三角形のバーがコーナーに浮かぶように壁に留まる「CORNER BAR」。
突っ張り棒をヒントに思いついた製品なのだといいます。

「いつも、常識から少しずらしてアイデアを考えるようにしているんですが、相対する壁がなくても取り付けることができる突っ張り棒がつくれないか…という発想から思いつきました」と、三宅さん。低い位置につければ傘立てに、高い位置につければ、ストールなどの小物を掛けたるのに使うことができます。
床に置くスペースが必要がないので、狭い玄関などにも使いやすいのがうれいしポイント。使わない時はワンタッチで取り外すこともできますよ。

「9° BOOK STOPPER」と名付けられたこちらの製品。その名の通り、本が立てられる面に9°の角度をつけ、並べて立てられた本を崩れにくくしています。
いわゆる「ブックエンド」の場合は、その製品自体がインテリアアイテムとして扱われることが多く、主張のあるデザインのものが主流でした。ブックエンドとは似て非なるものではありますが、本棚やデスク上の片隅に、新たな選択肢としていかがでしょうか。

 

現在、34種類の製品が取り扱われている『Y ONLINE STORE』。
オフィスなどにはもちろん、自宅のインテリアにもフィットするアイテムがきっと見つかるはずです。今後は、セレクト商品の仕入れ・販売も開始する予定だそうなので、ますます目が離せません。

「プロダクトデザイナーによる デザイン事務所備品・デザイナーズ雑貨のセレクト通販」と銘打たれた通販サイト『Y ONLINE STORE』。運営しているのは、自らも自社商品を持つメーカーでありながら、ブランド企画・商品企画の段階からの開発のサポートまで行っている株式会社Yの代表・三宅喜之さんです。

取り扱う基準は“好き”かどうか

2018年よりスタートした『Y ONLINE STORE』。
インハウスデザイナーとして大手電機メーカーに18年在籍し、2014年にデザイン事務所・株式会社Yを立ち上げた三宅さんを中心としたメンバーによってデザインされた、用の美を追求したプロダクトや、雑貨、そして家具などが販売されています。
「自分自身のプロダクトデザイナーとしての経験を糧にプロダクトデザイナー仲間たちが好きな製品ばかりを扱ったお店を作りたい。と感じたことが、立ち上げるきっかけになりました」と三宅さんが話すように、取り扱う基準は“仲間たちが好き”だということ。
それ以外にも、発想のユニークさや素材・加工の美しさ、そして“デザイナー仲間に使ってもらいたい”かどうかも、セレクトのポイントになっているのだそう。

自分たちが欲しいものをつくる

現在『Y ONLINE STORE』で販売されているのは、すべてYがデザインした商品。

そのうちのいくつかをピックアップしてご紹介したいと思います。
まずこちらは、Yを代表する商品「レザーレースハンガー」。
これまでのハンガーは、素材が硬く、服がその上で形状を変えられていました。しかし、レザーレースハンガーの場合は、革紐と木のパーツのみでつくられていることで衣服の形に自然とフィット。ハンガーの概念を覆すデザインになっています。
その上、使用していない時は、まるでオブジェのように、静かでコンパクトな佇まいを見せてくれるので、インテリア感覚で吊るしておくことができます。

オリジナルブランド「SOGU（ソグ）」

また、「モノが成り立つ要素を整理し、新たな視点で再解釈した商品」を生み出すことを目指すオリジナルブランド「SOGU」を2018年6月よりスタート。
ブランド名は、“削ぐ”という日本語が由来になっており、アイデアを考える際に“このモノの本質は一体何なのか”と見つめる思考を意味しているのだといいます。

10種のラインナップのうちのひとつ、一見シンプルな三角形のオブジェにも見えるこちらは、入り隅に付属のL字金具を取り付けてコードを引っ掛けるだけで、三角形のバーがコーナーに浮かぶように壁に留まる「CORNER BAR」。
突っ張り棒をヒントに思いついた製品なのだといいます。

「いつも、常識から少しずらしてアイデアを考えるようにしているんですが、相対する壁がなくても取り付けることができる突っ張り棒がつくれないか…という発想から思いつきました」と、三宅さん。低い位置につければ傘立てに、高い位置につければ、ストールなどの小物を掛けたるのに使うことができます。
床に置くスペースが必要がないので、狭い玄関などにも使いやすいのがうれいしポイント。使わない時はワンタッチで取り外すこともできますよ。

「9° BOOK STOPPER」と名付けられたこちらの製品。その名の通り、本が立てられる面に9°の角度をつけ、並べて立てられた本を崩れにくくしています。
いわゆる「ブックエンド」の場合は、その製品自体がインテリアアイテムとして扱われることが多く、主張のあるデザインのものが主流でした。ブックエンドとは似て非なるものではありますが、本棚やデスク上の片隅に、新たな選択肢としていかがでしょうか。

 

現在、34種類の製品が取り扱われている『Y ONLINE STORE』。
オフィスなどにはもちろん、自宅のインテリアにもフィットするアイテムがきっと見つかるはずです。今後は、セレクト商品の仕入れ・販売も開始する予定だそうなので、ますます目が離せません。