ナガノインテリアの想いから生まれる、ゆとりあるデザイン

2017年度グッドデザイン賞を受賞した家具「食堂椅子DC343-1W」「食堂椅子DC315-1W」。受賞作品とともに、その作品を手がけたナガノインテリア工業株式会社の取り組みをご紹介します。

福岡県朝倉市

福岡県朝倉市甘木に本社・工場を構えるナガノインテリア。

 

“和”をコンセプトに日本人の持つ「感謝」の心を大切にし、「奉仕」の心を持って活動しながら、会社と社員、さらには社会ともちつもたれつの関係であり続けることを大切にする、家具メーカーです。

2016年6月には、買う・作る・学ぶの3つをコンセプトにした“モノづくり体験型”ライフスタイルショップ「WOOD LAND」をオープンしました。

ストアはもちろん、ワークショップや工場見学の場を設け、様々な視点から家具への興味を持ってもらうための工夫がなされています。

カフェやキッズスペースも完備されているので、お子様連れでもゆっくり過ごすことができ、幅広い年齢の方に楽しんでいただけそうですね。

グッドデザイン

2017年10月グッドデザイン賞を受賞した、ライフスタイルを考えデザインされた2つの椅子「食堂椅子DC343-1W」と「食堂椅子DC315-1W」。

床を這う、高さおよそ10cmのお掃除ロボットが普及したことに併せ、椅子をテーブルにかける提案をした「食堂椅子DC343-1W」。椅子とテーブルの足で掃除に手間がかかるところ、椅子をテーブルにかけてしまうことで一般的な掃除機でも、気楽に掃除することができます。

座り心地を追求した「食堂椅子DC315-1W」は、積み重ねるスタッキングが可能で、スペースを取らない工夫がなされています。ちょっとした工夫で空間が生まれ、余裕のある生活が送れそうですね。

木材やカラーにバリエーションがあり、インテリアに合わせて選ぶこともできます。鮮やかな色味でダイニングも明るくなりそうです。

社会・地域貢献

「企業の社会的責任」=CSR(Corporate Social Responsibility)を心がけているナガノインテリア。

利益の追求だけでなく、社会に与える影響にも責任をもち、消費者や社会全体との関係を大切にすることで、人々からの信頼と、喜びあふれる会社を目指しています。

おもな地域社会、環境への取り組みとして、太陽光パネルを用いた電気の発電や、家具の生産過程で出る端材をボイラーで燃やし、熱を木材や塗装の乾燥、暖房へと利用するなど。

さらには、管理山林の保有・植林で、二酸化炭素削減への貢献をおこなうほか、地域活動の活性化をうながすため、青少年育成事業活動への資金援助にも取り組んでいます。

ナガノインテリアの社会・地域的目線から、関わる人々を喜ばせようという想いがひしひしと伝わってきますね。

ぜひWOOD LANDやショールームで、あらゆる視点から家具への興味の入り口を生み出すナガノインテリアの家具を体験してみてはいかがでしょうか。