国内外の多種多様なエンジニアが交流し、新しいイノベーションを創出していけるよう「多様性の融合」を全デザインの共通コンセプトに掲げました。クラシックで歴史ある赤煉瓦文化館にモダンなデザインのインテリアを組み合わせることでイメージのクロスオーバーをはかり、利用者へ新たな価値を生み出せる場であると印象づけられるよう留意しました。 普段はコワーキングスペースとして利用されるメインホールには大型のハイテーブルを中心に設計、エンジニア同士の自然な交流を促せるようにしました。メインホールはイベントスペースとしても機能するため、イベント準備の利便性向上、さらに建物への負担軽減もできるよう、テーブルや受付カウンターにはキャスターをとりつけ可動式にしています。イベントステージや大型の棚も建物の床や壁に負担のかけないよう、すべての什器が自立するよう設計しました。 Webサイトではイベントに参加したい人、イベントを開催したい人、コワーキングやカフェを利用したい人など、さまざまなユーザーが確実に必要な情報にたどり着けるよう導線を設計しました。また毎月多くのイベントを開催するため、これから行われるイベントがひと目でわかるようにし、イベント集客率アップをはかっています。