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株式会社シフトセブンコンサルティング

公開日:2021/7/14

クライアント:
株式会社シフトセブンコンサルティング

Summary

プロジェクト概要

概要

概要

株式会社シフトセブンコンサルティング様のリブランディングと、Webサイトをリニューアルさせていただきました。

背景

背景

自治体が業務改善をおこなう取りくみ「自治体DX」へのサービス増加にむけて、自治体からのお問合せの受け皿となるWebサイトの制作を急務とされていました。また、ふるさと納税事業の拡大により他社サービスとの差別化を必要とされていました。

課題

課題

業務効率化による生産性アップによって「関わる人のクリエイティブな時間をつくる。」という会社のポリシーをWebサイトで表現する。ふるさと納税のワンストップ納税サービスである「ふるさと納税do」というBPOサービスを正しいターゲットに伝える。

具体的な施策

リブランディングの第一歩は、自社の独自性の再認識から。シフトセブンコンサルティング様の価値を発見するため、弊社の「Branding Base Process」を用い、ユーザーインタビューをはじめとした調査・分析をおこないました。分析をもとにブランドの在りかたを明確にしたコンセプトを開発し、Webサイトを制作させていただきました。

企業が発信したいこととユーザーが抱くイメージのギャップを見つけるインタビュー

リブランディングは、ブランドアイデンティティ(企業が発信したいイメージ)とブランドイメージ(ユーザーが抱く企業イメージ)のギャップを埋めていくことからはじまります。

まずはブランドオーナー(=代表取締役社長 井本様)と従業員の内部インタビューをおこない、起業からこれまでの想い、現状の課題、これからのビジョンなどをヒアリングしていきます。そのインタビューにはフォトソート法・ワードソート法という手法を用い、ワークショップ形式でおこないました。さまざまなメーカーの車やコーヒーショップなどの画像を並べ、その中から「自社を車メーカーに例えるなら?」という問いに対して画像を選択していただきます。

質問を重ねながらその車メーカーを選んだ理由に隠された本心を探り、企業の信念や目指すべき方向を洗い出していきます。もちろんブランディングの一環ですが、なかなかできない経験でもあり、ご参加いただいた方からは終始笑顔がもれるたのしいワークショップになりました。

つぎに、シフトセブンコンサルティング様のクライアントである行政機関の方などにインタビューをおこなわせていただきました。内部インタビュー時と同じ内容を質問していき、どのような印象を持っているかをヒアリング。これにより、ブランドアイデンティティーとブランドイメージのギャップをとらえる素材が出そろいました。

調査報告書による課題の抽出で、次の戦略の土台をつくる

競合分析や業界分析、そして先ほどのフォトソート法などの結果を交えてまずは、調査報告書をつくらせていただきました。シフトセブンコンサルティング様の技術力の高さや確実性は、取引先企業様にほとんどギャップがなく伝わっていました。ただし、調査の結果、大きくふたつの課題が見いだされました。

1.シフトセブンコンサルティング様の業務効率化は、“商品”ではなく“クライアントに寄り添ってサービスを提供し続けること”という独自のスタンスが伝わりきれていないこと
2.競合他社に比べ「ふるさと納税do」という独自性の高い主力サービスが、ユーザーに検索されにくい状態になっていること

つぎのステップでは、これらをコンセプト開発・Webサイト制作で具体的に解決していきます。

コンセプトはブランドの正しい方向を示す羅針盤

調査した結果を狙ったユーザーにとどけ、会社の発展や成長につなげるため、ブランドの方向性を示す羅針盤となるコンセプト設計をおこないます。何度もお話を重ねていくなかで「業務効率化は手段であり、関わる人のクリエイティブな時間をつくる。」という強い想いがシフトセブンコンサルティング様の根底にある価値であり、これこそが“クライアントに寄り添ってサービスを提供し続けること”という熱い想いの源だと感じました。

業務効率化というと、削ぎ落としたクールな印象さえ抱きがちです。しかしシフトセブンコンサルティング様からは、その真逆ともいえる人間味を大切にした企業姿勢が見えてきました。

そして、シフトセブンコンサルティング代表・井本様がディスカッションのたびに口にされていた「みんなの仕事のやり方を変え、チーム・組織の在りかたを変え、関わる人の人生(時間の使い方)を変えていく」という強い想いがこめられたメッセージがありました。今回はそれをダイレクトに使用することにしました。組織は、大きければ大きいほど変われないもの。しかし、それさえも変えてしまおうという強い意志を感じさせる力強いコンセプトができあがりました。

コンセプトを表し、顧客体験を表現したデザイン

つぎにWebデザイン、つまりビジュアルの開発ですが、表現すべきシフトセブンコンサルティング様の最大の価値とは何か、社内で議論しました。それは「サービスを受けた人々が、業務効率化で得た豊かな時間をたのしんでいる」その姿こそが、シフトセブンコンサルティング様が望まれている人間的な時間の創造であると思いいたりました。

そこで、人々がたのしんでいる様子をイラストで表現することで、各サービスをユーザーに興味をもって見てもらおうと考えました。イラストは、広告や雑誌などで活躍するイラストレーター白根ゆたんぽさんに決定。白根さんの削ぎ落とされた表現が、業務改善というビジネスの内容とマッチし、さらにどこかユーモラスなトーンが、人間味を表現できるという考えでのコラボレーション。

シフトセブンコンサルティング様の独自性の高い業務効率化サービスページを白根さんのイラストレーションがわかりやすく補足。強く印象に残るサービスページができあがり、自治体DXやBPOサービスを検討されはじめたばかりのユーザーの印象に残り、ターゲットにもしっかり伝えたい情報がとどく、検索性の高いWebページができあがりました。

全ての人々に幸せな時間が訪れるその日まで

シフトセブンコンサルティング様をはじめて訪問したとき、仕切りのないオフィス、書類がないデスクに驚きました。透明性が高く、業務効率化を自ら体現する姿勢に圧倒されました。

このWebサイトを通じて、シフトセブンコンサルティング様の高い技術力、徹底したこだわり、そしてそれを支える熱い想いが正しくユーザーへ発信され、煩雑な業務に追われる人、何かを変えたい人など、多くの人の人生をよりよくしていくミッションのお手伝いになることを強く願っています。

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