「YOKA!Pay(よかペイ)」は個人のお客さまとお店の銀行口座をアプリを通じて連動させる、クレジットカードによる決済やチャージ(事前入金)の必要がない、ふくおかフィナンシャルグループさまのスマホ決済サービスです。PRについてご担当者さまにお話を伺いました。

FFGさま会議室にて

銀行がスマホ決済サービスに参入する理由

─ふくおかフィナンシャルグループは非常に早期からスマホ決済サービス「YOKA!Pay」に参入されましたね。

そうなんです。開始当初はまだ世の中のスマホ決済の認知が低く、どういったサービスなのかを理解していただくことの難しさを感じていました。

デビットカードのスマートフォン版のようなものです、とご説明していたのが懐かしいです。

─銀行がスマホ決済に参入する、というのは難しい部分もあったのではないでしょうか。

YOKA!Payは当グループの銀行口座をご利用のお客さまに対象が限定されますので他スマホ決済サービスとは少しサービスの立ち位置が異なりますが、個人のお客さま、加盟店のお客さまにご利用いただくことで、スムーズなお支払いのやり取りをサポートしたいとの思いから始めました。当行が提供させていただいている既存の決済サービス(クレジットカードやデビットカード等)にスマホ決済を追加した形です。

銀行はみなさまの生活基盤を支えるものですのでセキュリティ面に配慮しつつ、できるだけカンタンにわかりやすくお客さまにご利用いただけるようにするという両方の基準を満たしていくことが求められますので、そこが一番難しかったですし、今でもまだ改善を続けています。

プロジェクト開始時を振り返るFFG北島さま

地元を意識したプロジェクトチーム

─お声がけいただいたのは、まだサービス開発中で加盟店さまへこれからサービス開始のご案内をするタイミングでしたね。

アプリの開発をすすめながら、プロモーションをどうしていこうか、と企画をする段階でご一緒する会社さんを探していました。当行のRPA推進プロジェクトのチームからブランコさんをご紹介いただき、新しいサービスをわかりやすく伝えてもらえそうだと感じましたし、地元の加盟店さんやお客さまに提供するサービスなので、地元の企業さんとご一緒したいというのもあり、お声がけさせていただきました。

新しいサービスは、新しい手法で

─わかりやすく親しまれるように、に重点をおいて各ツールの構成やデザインをご提案させていただきましたが、いかがでしたでしょうか。

特に印象的だったのは営業店用ののぼりとポスターですね。キャラクターとコピーにしぼったかなりシンプルな構成はこれまでの当行の事例にはない、新しさがありました。新しいサービスなので、新しい手法で広報したいという考えもあり、非常にマッチしていたと思います。

─Webサイトでキャラクターが瞬きする案をご提案した際も、キャラクターデザインのご担当者さまと調整して採用してくださり、とてもうれしかったです。

スマホ決済の説明について振り返る北島さま

アップデートを続けてさらなる安心と便利を

─サービスをリリースしてから機能追加のアップデートを続けていますが、お客さまからの反響はいかがでしょうか。

おかげさまで加盟店さま、個人のお客さまともにご利用を拡大いただいております。これまでセキュリティ面のトラブルがなく安心にご利用いただける環境をご提供できていることを誇りに思っております。これからもみなさまに安心と便利をご提供できるよう、アップデートしていく予定です。広報ツールも細かな更新にご対応いただきありがとうございました。

─こちらこそありがとうございました。

FFG本社ビル前にて