日本の器でいただくイタリアン。伝統と創造で五感を刺激する新しい「食体験」

「めぐり会う、にほんのいいものいい暮らし。」をコンセプトに、日本の手仕事でつくられた食器や生活雑貨を扱うネットショップCRAFTSTOREと、福岡市中央区にあるRistorante fanfare(リストランテファンファーレ)がコラボレーションし、『FIORITURA 日本の器コース』を共同企画。2019年5月13日より予約をスタートしました。

五感を刺激する新しい「食体験」

伝統と創造をコンセプトに2017年にオープンした『Ristorante fanfare』。味の宝庫・九州の厳選素材と、本場イタリアのフィレンツェで培った伝統技法を融合した創造的な料理が魅力的なリストランテです。Ristorante fanfareがめざす“食”は「五感をデザインする」こと。味覚だけでなく、視覚、嗅覚、聴覚、触覚のすべてからアプローチすることで、より深い味わいを、より愉しめる“食の時間”をプロデュースしています。

全国から集められた食器たち

そんなRistorante fanfareの素敵な料理とCRAFT STOREで取り扱われている食器が夢の共演を果たします。その名も、『FIORITURA 日本の器コース』。“九州の食材”と“日本のいいもの”を組み合わせたコース料理です。
今回のコラボレーションにあたり、目の肥えたCRAFT STOREのバイヤーが、北は新潟県から南は長崎県で作られている食器を厳選。実際に使用される食器の一部をご紹介いたします。

400年以上受け継がれる技術とデザインを世界に広めるために立ち上げられたブランド「1616/arita japan」。伝統を踏襲しながらも国内外のプロダクトデザイナーを迎え新たなものづくりに挑戦しています。こちらは、オランダのデザイナー「ショルテン&バーイングス」による「S&B Flat Plate」日本の伝統色をリサーチし再構築したお皿です。表面のツルッとした表情と、美しいパステルカラーがまるでキャンバスのようになり、料理の色味を引き立てます。

八角形とマットな白がアイコニックな波佐見焼「eni」

そしてこちらは、福岡在住のデザイナーYuki Ideと波佐見焼の窯元「菊祥陶器」のコラボレーションによる器「eni(エニ)」。末広がりの八角形に円満のメッセージを込めた円を配した縁起のよい形。温かみ溢れるマットな質感は、一般的には白く仕上げるのが難しいといわrている「酸化焼成」という方法が採用されており、職人の卓越した技術とチャレンジ精神から生まれた至極の逸品です。シャープなシルエットながらも親しみを感じる佇まいで、食卓を心地よく包み込んでくれます。

水面を写し取ったかのようなガラスの器

水面にうかぶ波紋をそのまま形にとどめたガラスのお皿「oval」。千葉県九十九里に工場を構えるガラス製品の老舗メーカー「Sghr(スガハラ)」の作品です。スガハラの職人さんたちは決まって「ガラスは生きている」とおっしゃいます。ガラスと真剣に向き合い、対話をすることで生まれるガラス製品は、命が吹き込まれているかのよう。美しい透明感は料理に爽やかさをプラスしてくれます。
ご紹介した食器以外にも、丸三安田瓦我戸幹男商店NAGAE+(ナガエプリュス)など、全9ブランド19アイテムを採用。どんな料理にどんな食器が使われているのかと想像しながらいただくのも楽しみのひとつ。

九州のおいしいを、日本のお皿で味わう

メニューは、小さな前菜/前菜/パスタ/軽いパスタ/魚料理/肉料理/小さなデザート/ティラミス fanfare/コーヒー(ドルチェはチーズに変更もできます)の、全8品。

 

コースで使用されている器はすべてCRAFT STOREのネットサイトで購入することが可能なので、料理を堪能した後はぜひショッピングを楽しんでくださいね。

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