フィルムカメラを知ると変わる撮影意識

私たちの生活で一番身近なカメラといえばスマートフォン。続いてipadやデジカメが一般的ではないでしょうか。

今回は、便利で身近なカメラとは少し違った、200年近い歴史を持つ“フィルムカメラ”の魅力をご紹介します。

デジタルカメラとフィルムカメラ

まずはデジタルカメラとフィルムカメラの違い。それは撮影した画像の保存方法にあります。

名前からもわかるように、デジタル(メモリーカードなど)で保存するか、フィルムで保存するかの違いです。

1975年、イーストマン・コダックにより発明されたデジタルカメラは、およそ40年ほどの間に、保存できる媒体も小さく、軽く、簡易的なものへと姿を変えてきました。

原点を知る

カメラの原点は紀元前にまで遡ります。“画像を保存する”という概念はなく、ピンホール(針穴)を利用し、暗室の壁に像を映し出すだけのものでした。

レンズを用いていないため、壁に移る像は上下左右逆のものです。

カメラ・オブスキュラ

ピンホール(針穴)を利用して映し出した虚像をなぞって記録した“写し絵”。これは「カメラ・オブスキュラ」と呼ばれ、当時は書き写すことが唯一の保存方法でした。

像を写す箱の中には、像の上下を反転させるため斜め45度にミラーが設置されています。

フィルムカメラは撮影時間を短縮し、量産することを可能にした、とても画期的な発明だったのですね。

デジカメ
・その場で画像が確認できる
・不要な画像が削除できる
・フィルムが不要

デジカメやスマートフォンの普及により、撮影が身近になりました。それは、画像の保存やデータ管理が安易になったという背景があります。

しかし、手軽に撮影できるようになったことで

フォルムカメラのレンズを通して見る対象物は、何かが一味違います。
しっかり観察して対象物を捉えようとするため、現像した写真を見比べても感じるものが違ってきます。

それは撮り直しの効かない“フィルム”ならではの意識と姿勢から生まれる感覚だと思います。

1枚を意識して大切に撮影する。とても大切なことだと思います。