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【社員インタビュー#9】ブランコの成長を牽引する唯一無二のプロデューサー 【社員インタビュー#9】ブランコの成長を牽引する唯一無二のプロデューサー
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Producer

2013年度入社

【社員インタビュー#9】ブランコの成長を牽引する唯一無二のプロデューサー

まずはじめに木村さんの経歴を教えてください。

木村さん:ブランコでプロデューサーを担当していますが、入社する以前も新卒からずっとプロデューサーとして仕事をしていました。ただ受託で仕事をする会社に勤めるのはブランコが初めてで、それまでは自社サービスを運営する会社でサービスの企画立案や、WebサービスのUX・UIを考える仕事をしていました。大きい仕事をしたいという意欲が強かったので、同じようにWebサービスを運営している会社を3社経験しています。

ブランコで在籍期間が最長の木村さんですが、入社されるきっかけは何だったんですか。

木村さん:実は代表を通してのリファラル入社だったので、履歴書も出していないんです。元々代表が立ち上げた明星和楽の繋がりで顔見知り程度の関係性だったのですが、ブランコで人が足りないと声をかけていただき、アルバイトとして手伝いをはじめました。その時はデザイナーとエンジニアの制作メンバーのみ、社員数も3名程度で、コーポレートサイトも会社概要しかないシンプルなものでした。

その後、業務に慣れてきたタイミングで正社員としてのお話をいただきました。はじめは受託業務が未経験なことや、これまで経験してきた会社との規模感の違いもあり不安が大きかったのですが、会社を大きくしたいという私の気持ちに代表が賛同してくれて、いい方向に変わっていきそうという期待感から正社員になることにしました。

普段はどのような業務を行っていますか。

木村さん:入社当時は制作メンバーしか居ないのもあり、企画・提案、お客さまとのやり取りだけでなく総務なども担当していました。そこから人数も増え、現在はプロデューサーとしてクリエイティブ部門とコーポレート部門の両方に在籍していて、主にお客様から新規案件のご相談をいただいた際の相談窓口を担当しています。

プロデューサーと聞くと、テレビやアパレルのプロデューサーをイメージする方も多いと思います。制作全体を統括し、スケジュールや予算などの管理、キャスティングやスタッフの選定、企画立案やプロモーション戦略立案という部分は共通していますが、私たちの特徴は、”どこを目指すか、そのために何をするか”というところから提案していくところだと考えています。

その中で苦労している点や、やりがいを感じる点を教えてください。

木村さん:苦労していると感じる点は特に無くて、近い感覚でいうと「むずかしい」と感じることはよくあります。組織を大きくしていく中で育成の方法を考えたりなどもですが、お客さまの”らしさ”を保ちつつ、さらに新たな提案をしながら創りあげていくというところがやはり一番難しいです。お客さまもブランコらしさを求めて発注していただいていると思うので、その期待に応えるために日々奮闘しています。

やりがいとしては、現在は長期でブランドを育てていく形のプロジェクトが多いので、ブランド構築後にその結果を共有いただいて、そこからさらに良くするためにはどうすればよいのかと考えられるところにおもしろさを感じています。その中でも「売上が上がった」や「良い方が採用できた」など、お客さまの目標達成につながる仕事ができたと感じる瞬間にとてもやりがいを感じています。

プロデューサーとしてディレクターのサポートもされていますが、何か気をつけていることはありますか。

木村さん:基本的にあまり干渉しすぎず、任せてサポートに回るようにしています。担当ディレクターがお客さまと一番いい関係を築くのが理想なので、私は契約関係や納期、追加対応などの交渉が必要な部分に対応するようにしています。そうすることでディレクターがお客さまに寄り添うことができ、細かなご要望の汲み取りに繋がっていると思います。

育成を行う上で何か方針などはありますか。

木村さん:ディレクターやプロデューサーはお客さまへ提案をしていきますが、なかなかすぐにできるようになるものではありません。またブランコは長期のプロジェクトが多く、ひとつのプロジェクトが最低でも三ヶ月、長いと半年以上かかるので、そのやり方を覚えてそのまま次の業務で活かすというのも頻繁に経験できることではありません。その分、臨機応変な判断をその都度行っていく必要があるので、そのための基本となる考え方を身に着けてもらうようにしています。

ケースバイケースの判断が必要なものが多い中で具体的な案や方向性を示すと応用が効かなくなってしまうので、判断する際の抑えるべきポイントや観点を業務の中から学んでいただくことで、それぞれが考えていける力がつくのかなと考えています。

育成している中で感じる、ディレクターが持っておくべき必要な要素は何だと思いますか。

木村さん:私はディレクターは性格や素養が大事だと思っています。業務をうまくこなせるかどうかや良いプロジェクトにできるかどうかについては、進行管理や知識の豊富さ、お客さまやチームメンバーとのコミュニケーション、調整能力など、網羅的なスキルが必要です。ですが逆に言えば、なにかこれといったスキルを持っていないとできないわけではないので、敷居は低いと考えています。

強いて言えば複合的な要素をまとめて判断して提案するということが必要になるので、同じやり方ではなく都度考えていく力が重要かもしれません。アイデアを活かしてお客様の課題を解決したいなどの気持ちが大事だと思います。

社内ではどのようにコミュニケーションを取っていますか。また、心がけていますか。

木村さん:満遍なく定期的に話したいとは思っていますが、皆さんと毎日というわけにはいかないので、気になる方や育成しているスタッフとは毎日話すようにしています。それ以外の方には会議や業務の話の終わりかけにちょっと声をかけたりとか、個別に話すようにしています。直接だと私に意見を言いづらい方などは、同じチームの別の方に状況を聞いたりしています。そうすることで状況を確認できるだけでなく、自分以外の周りも気にかけてくれたりするので、会社全体でフォローすることができています。

これまで三社経験があるとのことですが、ブランコならではのカルチャーは何だと思いますか。

木村さん:常に変化し続けているところです。現状に満足することなく、よりよいものがあれば取り入れて、会社が前向きに進んでいくところです。

さまざまな社内制度があるところもブランコならではだと思いますが、その中で気に入ってる制度は何ですか。

木村さん:リモートワーク制度です。本格的に導入したきっかけはコロナだったのですが、リモートワークのお陰で家族と過ごす時間が増えたとか、移動時間がなくなった分インプットの時間に回せているなど、生活が豊かになることで仕事にもプラスになっているという意見が多くでています。リモートワークをあまり良い形で取り入れられなかったので辞めてしまったという話も聞かれるなか、プラスにしていきながら制度として残ったのがすごく嬉しいことだなと思っています。

もちろん出社は出社でいい面もたくさんあり、対面で伝えなければならないこともありますが、そのポイントを抑えさえすれば、自宅や自宅以外での勤務が認められていることは良いことだと思います。

ブランコのイメージを一言で教えてください。

木村さん:仕事をしていく上でいろんなところに”ブランコらしさ”は必要で、クリエイティブの方向性にはもちろんですが、進行の仕方とか、細かいところにもらしさが求められてると思っています。一言ではむずかしいですね。

代表からの話で私が大切だと思っているのは「困っている人を助ける」という言葉です。困っているというのはピンチの時も指していると思うんですが、少し大きく捉えていくと、課題を解決するというプロジェクトそのものが困っている人を助けることになっていると思いますし、案件の進行途中にも小さなお困り事が出てくるので、そこにしっかり向き合っていくことが我々らしさなのかなと考えています。

クリエイティブの面だと表面上の美しさを求めるだけでなく、ユーザー視点で取り組んでいるというところです。どんな方がどのようなタイミングで訪問するのか、Webサイトを使った後はどんな行動を起こすのかなど、全体の動きを見て設計するところがブランコらしさだと捉えています。

木村さんの今後の目標を教えてください。

木村さん:入社当時から変わらず組織を大きくしていきたいという思いが強いです。現在社員数が23名なのですが、次のステップとして30数名代に増やしていくという計画を経営の方でたてています。

新しい方を迎えるためには、今いるメンバーを大切にすることと、売上を上げて利益を出すことが大事になってくるので、そこを担える方を増やして、自分は育成に力を入れていきたいなと思っています。現在新卒入社のスタッフが私のアシスタントとしてついてくれているので、まずはその方を私と同じ動きができるようにしていきたいですね。

社員数が増えていくことに対する、不安や懸念などはないですか。

木村さん:特に考えたことはありません。人数が増えていったとしてもこの会社のカルチャー自体は残ると思っているので、より良いものがあれば取り入れていくし、良さそうなものがあれば試してみるというトライアンドエラーの精神で変わらずうまくやっていけると思います。チャレンジしてみてダメだったらやめればいいっていう考えが代表にあるので、それは会社のカルチャーとして続いていくだろうなと思っています。

最後に、どんな方と一緒に働きたいですか。

木村さん:面接を行っている中で思うのは、一番はやっぱり”クリエイティブが好き”という、その気持ちがベースに強くある方だと嬉しいです。業務の中で大変なこととか、きつい瞬間もやっぱりありますが、それを支えてくれるのがクリエイティブを仕事としてやっていきたい、クリエイティブが好きという気持ちなんじゃないかなと思っています。プラスでチームで仕事がしたいという考えを持っている方だとさらに嬉しいですね。

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