ブランドのギャップを洗い出し、チームの意識を統一
ワークショップでは、社員の皆様が、自社に対してどういう印象を持たれているのかを調査しました。さらに、ペルソナの設計も行い、それを元に、私たちはクリエイティブコンセプトから定めさせていただきました。
ヒアリングの内容から田邊法律事務所様についてブレスト形式でキーワードを洗い出します。それらを収束させていくことで、クリエイティブコンセプトを策定していきます。
ステートメントで世界観を定める
ブランドのミッションや、価値観、ポジショニングなどブランドに関するすべての活動の拠り所となるステートメントをワークショップで作成しました。
そのブランドの存在意義やあるべき姿をしっかりと示すことが重要です。実現するためには、バックオフィスなどの業務も含めた関係者全員がブランドの価値観に共感し、即した行動が取れる指針となる必要があります。社員が共感でき、それに基づいた行動をとることで、世にブランドの価値が広まっていきます。
ロゴマークについて
ロゴマークデザインではユーザーに思いを伝え、印象をコントロールするために、本案件においては上記のステートメントを基に、真摯な姿と、挑戦的なマインドをどのように表現するかを、クライアントとも議論を重ねながら多数のデザイン案の中から最適なデザインを検討し、ブラッシュアップを行いました。
Webサイトではヒアリングを重ねながら最適な素材へ
Webサイト制作においては、構成やデザインはもちろん、素材の撮影についても議論を重ね、撮り直しを行いました。妥協することなく、より最適なデザインにて印象を正しく伝えるために取り組みました。
ブランドらしさを正しく伝えるために
法律事務所という性質上、どうしても固くなりすぎてしまう印象があり、ユーザーに対し敷居の高さを感じさせてしまいます。 そこで業界的には多くはない弁護士先生方の写真を掲載し経歴やコメントを記載することで、スマートで高貴な印象は残しつつ敷居を少しだけ下げ、親近感を持ってもらえるような設計をし、制作いたしました。
また、スマートフォンで閲覧する際にも見やすさを重視し、横組みから縦組へと変更を行い、経歴など補足的な情報については折りたたむことで、強みや思いなど、見せたい情報をしっかりとユーザーに読んでもらえるような調整を行いました。
あるべき姿に向かって、デザインを
田邊法律事務所様にの先生方にはじめてお会いした際は、その真摯な印象と、優しいイメージに驚かされました。Webサイトがなかった当時においては、なかなかその姿をユーザーに印象付けることが難しい状況でした。
このWebサイトを通じて、田邊法律事務所様のユーザーに寄り添う真摯な姿と、長年培ってきた知識と経験を土台とした挑戦的なマインドが正しくユーザーへ発信され、煩雑な業務に追われる人、何かを変えたい人など、多くの人の人生をよりよくしていくミッションのお手伝いになることを強く願っています。